"商業出版のハードルは高い"というのは誤解だった!?
2018/11/29
こんにちは、保護ねこ9匹と暮らす出版コンサルタントの、樺木宏です。
さて、商業出版というと、一般には、
「ハードルが高い」
というイメージがありますね。
確かに出版社が、一般の持ち込みの企画を採用する確率は、
一説には1000分の1、などともいわれていて、
ハードルが高い、という印象を持つのも無理のないことかもしれません。
でももし、あなたの回りに本を出した人がいたなら、
「いや、それほどでもなかったよ」
という人もきっといるはずです。
同じ商業出版なのに、こうした印象の違いは、どこから来るのでしょうか?
ここで、ウォーレン・バフェットの言葉をご紹介しましょう。
「成功は、飛び越えられるであろう30センチのハードルを探すことに精を傾けたからであり、
2メートルのハードルをクリアできる能力があったということではないのです。」
ご存知のようにバフェットは株式投資の伝説的な成功者であり、世界有数の億万長者。
この言葉は投資について語られた言葉なのですが、商業出版においても、完全に当てはまります。
つまり、出版に成功した人は、
「自分が本を一番出しやすい、一番低いハードルを見つけることができた人」
なのです。
決して、もっとも高いハードルを飛び越えた人ではないのですね。
そう考えると、これから本を出そうという人も、
「自分にもできそうな気がしてきた!」
と感じはじめたのではないでしょうか。
あなたにとって、一番本が出しやすく、ハードルの低いテーマとは何か?
その問いを持ち続けていれば、アンテナが自然と立ってきます。
書店で本を眺めていても、潜在意識が勝手に働いて、
あるときふと「ヒラメキ」という形で、問いの答えが浮かんでくるでしょう。
そう考えれば、商業出版できるかどうかというのは、基本的には時間の問題で、
あとは一気に集中して「ハードルの低いテーマを探す」か、
「浮かんでくるまで待つか」の違いしかない、
とも言えるのですね。
いかがでしょうか?
むやみやたらと、商業出版のハードルを高く考える必要はありません。
無理せずとも、「自分にもできそう」と思えるテーマ。
ぜひ探してみてください。