自分の企画に"納得いかない" ときは?
2021/05/27
こんにちは、保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
自分ならではの本。
出したいですよね。
とはいうものの、言うは易く行なうは難しで、
なかなか自分ならではの企画というものは、考案するのが難しいものです。
というのも、
自分自身のことは、盲点になるように脳が出来ているからなんですね。
たとえば、
誰かから、「すごい!」といわれても、自分では「当たり前」のようにしか感じられなかったこと。
「えっ、そうなの?」とか、「こんなこと、できる人は大勢いるんじゃないの?」
と思ったこと。
そんなことはなかったでしょうか?
それは、自分自身のことは、当たり前に感じられてしまうからなのですね。
商業出版で、自分ならではの本を出版しようと思った時も、同じ事が起きます。
あなたならではの、優れた強み。
他の人が読みたくなるような、あなたならではのユニークな意見。
こうしたものも自分では、
「当たり前」
だと感じてしまい、スルーしてしまう可能性が高いのですね。
これは、とてももったいないことです。
あげくに、隣の花が赤く見えて、ありふれた本のコピーのような企画になってしまっては、
残念さもひとしおです。
そうならない為には、
誰か信頼の置ける人に、自分の話をすること。
そこで「すごいね」「面白いね」といわれたら、素直にそれを受け止めることです。
そのときは納得いかなくても、そこを掘り下げたなら、
やがてあなたならではの、納得いく出版企画につながっていくことでしょう。
ご参考になれば幸いです。