自分の知識を"商品化"出来てますか?
2021/11/25
こんにちは、保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
ブロードバンドが普及して、誰でも情報発信が出来るようになって久しいですね。
この記事を読んでいるあなたは、本を出そうというほどの方ですから、
ご自身の情報発信にもかなり取り組んでいる人も多いことでしょう。
でも、1つお聞きしたいことがあります。
それは、
「その情報、有料でも売れますか?」
ということです。
というのも、せっかく価値あるノウハウや経験を持っているのに、
それを「価値」としてアピールすることに、
意外と無頓着な人が多いからです。
情報発信することが常識となっているだけに、
とにかく情報発信しなければと、
それが「目的」になってしまっている人が多いのです。
でも、情報発信はあくまで「手段」。
あなたの価値を伝えるための、道具にすぎません。
目的と手段を混同してしまっていて、
せっかくの価値ある経験やノウハウを、
なんとなく扱ってしまっている人が多いのですね。
そんなときは、書店に行って本棚を見てみましょう。
自分の情報発信と同じテーマの棚です。
あなたと同じようなノウハウを持った人の情報自体が、
そこでは有料で売られています。
それをみて、あなたの情報発信と、その本のクオリティを、
比べてみて欲しいのです。
もしあなたが、
「自分の情報発信の方が優っている」
と思うのであれば、それは商業出版で本を出せる可能性が高いということ。
あるいは、
「こんな伝え方があったのか」
「こういう意外な切り口は思いつかなかった」
という気づきが得られたのであれば、
貴重な情報をタダでもらったことになります。
いずれにしても、得しかないのですね。
ご自身のノウハウや経験を、
市場という目を通して客観視する。
そのために必要なのは、書店にいって本を見るだけ。
なにかのついででも、書店に立ちよってみてください。
ご参考になれば幸いです。