こんな人が著者としてうまくいく
2023/02/02
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
時代が変わると、売れるものも変わりますね。
それは商業出版も同じです。
たとえば全く同じ内容の本を、改装して出し直しただけで、
重版もかからなかった本が10万部超のベストセラーになるなど、
ぜんぜん売れなかった本が、ベストセラーに変わったりします。
だから今企画が通らないからといって、そう悲観することもありません。
時代が変われば通る可能性だってありますし、
企画内容を卑下する必要もない、ということです。
止まった時計の針も、1日に1回は必ず正確な時間を指します。
時代にとらわれない自分の考えをしっかりと骨太に主張することも、
また大切ですね。
とはいえ、時代の空気を読んでそれに合った企画を立てることで、
打率が上がるのも事実。
先の骨太な主張にしても、あえて時代の流れに逆張りすることで、
もともとインパクトのある主張が、時代性を得てさらに勢いがつくこともあります。
そう考えると、著者として活躍しやすい人は、
時代の流れを見つつ、
自分の骨太の主張を持っている人。
柔軟さとこだわりを両立していけば、
内容はそのまま、表現面を時代に合わせてアレンジすることで、
長く本を出し続けつつ、かつ売れる本もコンスタントに出すことができます。
ご参考になれば幸いです。