すごい経歴は必要ない
2023/02/23
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
商業出版で本を出そうとすると、
「もっとすごい実績が必要なのでは...」
と思いがちですが、あなたはいかがでしょうか?
結論から言えば、その考えは半分正しく、半分間違っています。
正しい部分というのは、
その専門知識を語る上で、必要最低限の経験や実績は必要、ということです。
ただあくまで必要最低限であって、
決してすごい必要はありません。
そして間違っている部分というのは、
「すごい実績なら、読者が受け入れてくれるだろう」
というものです。
これはむしろ逆のことが多い。
なぜなら、実績がすごければすごいほど、
「この人だから出来るのであって、自分には同じことをするのは無理だろう」とか、
「上から目線でお説教されたらイヤだな」など、
警戒してしまうものだからです。
逆に、「自分はこの程度でした」とカミングアウトしてしまったほうが、
「自分にもできそうだ」と感じてもらいやすいものです。
いかがでしょうか。
言い換えると、自分が受け入れてもらえるかどうかを気にすることは、
読者目線で企画を考えることとは関係がないのですね。
商業出版では、あくまで読者が主役。
そこで励まし、促し、再現性を高めてあげれば本の魅力も格段にアップしますよ。
ご参考になれば幸いです。