情報はたくさん入ってくるのに、なぜか成果が出ない理由
2024/12/12
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
今の時代、検索すればいくらでも情報が得られますね。
最近ではAIがうまくまとめて提案してくれるので、
さらに知識を得るスピードが上がってきているようです。
でも周りを見回してみると、
「その情報で、前よりもどんどん結果を出している」
という人は、あまり多くないのではないでしょうか。
たとえば出版ノウハウ。
ネットを調べれば、本を出すために必要な情報は結構あります。
しかしそれで本を出したとか、ベストセラーになった、
という話は寡聞にして聞きません。
知識はあるのに、なぜか活かせない。
それはなぜか?といえば、
「必要なステップを踏んでいないから」
というのが私の考えです。
人は、ノウハウを知っただけでは、行動できません。
そこに迷いや疑いがあるからです。
「本当にこの方法でいいのか?」
「もっといい方法があるのではないか?」
と考えてしまい、行動を縛ってしまうのです。
言い換えると、思考が行動の邪魔をするのですね。
だから思考を遮らないために「考え方」という知識が、前提として必要なのです。
また、「考え方」が分かっても、やはり行動にはつながりません。
なぜなら感情が邪魔をするからです。
「なぜこれをやらなければいけないのか」
「面倒くさい、ストレスを感じる」
このように感じてしまうと、
人は行動を先送りにしてしまいます。
そうならない為には、
自分の悩みが解消できる、あるいはメリットがあるといった、
「意義」を感じる必要があります。
それをやりたいという「心の状態」を整える必要があるのですね。
こうして見てくると、「思考」や「感情」を整えなければ行動できないのですから、
具体的なノウハウだけを知ったところで、結果につながらないのは、
ある意味当然のことといえます。
「心の状態を整える」→「考え方を知って納得する」→「具体的なノウハウを知る」
この3つのステップを経ないと、人は結果が出せない。
そして今のところ、こうしたステップを踏んでいるノウハウは、
「商業出版の書籍」
に圧倒的に多いです。
本は見た目は古いメディアですが、
「人に行動を促し、人生により役立ててもらう」
という設計まで含めれば、今なお他メディアより優位にあると言えるでしょう。
そこに、あなたが半生をかけて得てきたノウハウや経験を、
本にするべき理由もあるのですね。
人の役に立つ、というと当たり前のことを、当たり前にやるためにも、
ぜひよい本を出していきましょう。
ご参考になれば幸いです。