本当に10年本を出し続ける著者に学ぶ
2013/06/13
こんにちは、樺木宏です。
昨年ちょっと減った出版点数は、今年からまた増加傾向にあります。
1冊の本の寿命が半年ともいわれている中、著者として長続きするのは容易では無いですね。
しかし一方で、10年以上出し続けている人もいます。
私もこうした人と一緒にビジネスをする機会があるのですが、
見ていて思うのは、
「お客を煽っていない」
ことです。
煽るとは、欲求を過度にかき立てたり、不安を刺激すること。
これをすると短期的には大きな反応が得られるのですが、
中長期で考えると、当初の期待ほどの満足感が得られなかったり、
不快感を与えたり、敵をつくったり、ということになってしまいがち。
ビジネスも出版も永続を前提にするのであれば、ここはよくよく考えないといけないですね。
でも最近は、このシンプルな事が結構難しいように思います。
もともとTV通販やネットビジネスで高評価の、
セールスコピーライティングなどのノウハウが浸透してきているからですね。
これは相手の感情を煽ることがノウハウに組み込まれていますので、
安易に使われてしまうことも多いようです。
でも、使い方を間違うと反動がきてしまいます。
ネットビジネスでも、10年やっている人は本当にすくない。
今10年やっているという事は、黎明期からずっと生き残っているということ。
そうした人のスタイルを見ていると、やっぱり「煽っていない」です。
もしくは途中から煽るのを止めていますね。
あまりこの点について語っている人がいないので、今日はちょっと書いてみました。