文芸小説の支援をお受けしていない2つの理由
2014/08/05
こんにちは、樺木宏です。
さて、私がたまに頂くお問い合わせに、
「文芸小説の支援はしていないの?」
というものがあります。
結論からいいますと、文芸小説の支援は、お引き受けしていないです。
その理由は2つあります。
1つは、私の支援は本を出してもらう事が目的なのではなく、本はあくまで"人生を飛躍させる手段"として考えているためです。
文芸小説ですと、本の印税は入って来ますが、ご自身のビジネスに好影響はなかなか繋がりません。
これがノンフィクションの本ですと、バックエンドのビジネスと連動することで、印税の何倍もの売上を得る事も可能です。
それが経済的・精神的自由を手に入れて頂く事につながります。
私はそれこそが出版の目的だと考えますし、私が"出版を支援する事業"を立ち上げた動機でもあります。
もう1つの理由は、出版社に持ち込んで採用される確率が低い為です。
文芸では、中身を読まないことには、善し悪しが分かりません。
そして編集者は多忙なため、送られてくる原稿を個別に読むと言う事は、時間的に無理があります。
そこで、文学賞などのイベントが、出版業界全体の新人発掘の場として機能している、という背景があります。
このような事から、個別に出版社に持ち込んで採用される確率は低く、提案代行は行っていないのです。
一方、これがビジネス書や健康本などのノンフィクションであれば、出版企画書という2,3枚の
紙で、企画の魅力を全て伝えることができますので、数多くの編集者にアプローチが可能です。
私は個別提案だけでなく、40社の出版社の協力を得て新人著者発掘イベントなども
行っているため、採用確度も高いものがあります。
なお、私が守備範囲としているノンフィクションの出版カテゴリーは、
「仕事術、勉強法、お金、人間関係、健康、美容、恋愛、食」
です。
いかがでしょうか?
もし文芸小説をお考えの方がいましたら、ぜひノンフィクションも検討してみて下さいね。