コーヒー飲んでがんばる、は要注意
2022/07/28
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
あなたはコーヒーが好きでしょうか?
ちょっと疲れたときにコーヒーを飲んでカフェインを入れると、
「よし、もうひと頑張りしよう」
という気になりますよね。
確かにカフェインには覚醒作用や疲労回復作用があるので、
理にかなっているようにも思えます。
でも、こと著者の知的生産やアウトプットに関していえば、
こうした習慣は要注意です。
というのも、カフェインには短期的な効果しかないのに加えて、
長い目で見ると、
「元気が出なくなる」上に、
「脳の機能が落ちる」からです。
著者が本を書く場合は、早い人でも2ヶ月程度、
あるいはもっと何ヶ月もかかることが多い長期戦。
もしカフェインでやる気を維持しようと思ったら、
1日に何杯も飲み続ける必要が出てきてしまいます。
もともとカフェインには常習性がありますから、
中毒にもなりやすいでしょう。
そうなれば頭痛などの症状が出て、
仕事どころではなくなってしまうこともあり得ます。
また、カフェインはコルチゾールというホルモンの分泌を増やします。
これは坑ストレスホルモンですので、
一時的には頑張れますが、分泌する臓器はだんだん疲れてしまいます。
具体的には、コルチゾールを分泌する副腎が、疲労していきます。
そのうち分泌するのが難しくなり、
いくらカフェインを入れても元気が出なくなってしまうでしょう。
さらには、副腎のダメージは腸や肺、そして脳にも及びます。
コルチゾールが出なければ、腸の炎症を抑えられませんし、
腸の機能が落ちれば肺でデトックスが追いつかなくなります。
デトックスが出来なければ、脳に重金属などの有害な物質が溜まってしまい、
脳の機能が落ちてしまうのです。
それでは、本末転倒ですね。
著者として本を出すのは長期戦です。
短期的にコーヒーを飲むのはほどほどにしつつ、
身体を俯瞰で見て、コンディションを整え、
あなたのポテンシャルをフルに発揮した本をつくっていきましょう!
ご参考になれば幸いです。