著者が顔写真にこだわるべき理由とは?
2015/04/29
こんにちは、樺木宏です。
私は本をプロデュースした際によく、著者さんにプロフィール写真を撮ってもらいます。
というのも、"著者は写真にこだわるべき"というのが、私の持論だからです。
その理由は「ザイオン効果」にあります。
繰り返し顔を見ていると、人はその人に親近感を増します。
会った事も無い芸能人を街で見かけて、ハッとする事がありますね。
これは過去に繰り返し見ているので、こちらが親近感を持っているからです。
これがザイオン効果と言われるものなのですが、著者にはこれが有利に働きます。
例えば、読者が書店で本を選んでいたとします。
その時、Facebookやブログなどで、何度か顔を見ている人の本と、
そうでない人の本が並んでいたら、どちらを手に取るでしょうか?
もちろん、前者ですね。
こうした効果は、書店だけでなく、セミナーや、個別相談などのシーンでも、
同じように、判断に影響を与えます。
だから、著者やビジネスパーソンにとって、写真はとても大切なのですね。
ちなみに私は、街で見かけたのが芸能人でなく職場の同僚でも、
ハッとする量は同じくらいなのでは?などと思っているのですが、
そこに「芸能人」や「著者」といった左脳情報があとから加わることで、
ブランド力に転化しているのでは、と感じています。
なお、私が良く仕事をお願いする知人のプロカメラマン曰く、
Webで見てきた写真と、実際に会った時の印象がかけ離れていると、ネガティブな印象を与えてしまうとの事。
ですので、いかに違和感が無いように、でもベストの魅力を引き出せるか、がプロの力量だそうです。
いかがでしょうか?
このような理由から、私は著者さんに、SNSや本の著者近影、名刺などでも何度も同じ写真を使ってもらいますし、
その為に、写真もこだわって撮ってもらっているのですね。
すでに本を何冊も出している人、これから出す人も、ぜひ写真にはこだわって見て下さいね。