電子出版はまだ早い・・・でもやったほうがよい?!
2013/07/10
こんにちは、樺木宏です。
さて、数年前は「電子出版元年」と騒がれましたが、日本での盛り上がりはいまひとつですね。
こんな状況ですから、本を出したい人、既に出した人は、
「まだ電子出版をやる必要はないのでは」
という意見の人が多いようです。
しかし結論から言えば、あえて今、電子出版をするメリットは大きいです。
なぜなら、
・既存のお客とは絆が深まる
・ライバルと比較してあなたへの発注をためらっている人を、プッシュできる
・編集者に対しての、商業出版のアピール資料となる
というメリットがあります。
ブログやFacebookなどのツールでは、この部分をまとめて大量に伝えるのは難しいのです。
なんども継続して、かつ連続してアクセスしてもらわなければいけません。
しかし仮にも"書籍"となれば、まとめて読んでもらえる可能性は高まります。
実際は書類データやアプリですが、電子出版は「出版」という名前がつくことで、
ある程度の信用が期待できるのです。
今後浸透していけば、本としてのブランド価値や信用は急速に薄まっていくでしょう。
だから、今やるべきなのです。
確かに電子書籍はまだ市場として小さいです。
自分の価値を浅く広く伝える入り口としては、効果的ではありません。
費用をかけて行うには割に合わない部分があります。
だからといって、上記のようなメリットを見過ごしてしまうのは、大変勿体ないことです。
あなたも、再度盛り上がりに欠ける「電子出版」を、再度見直して見てはいかがでしょうか?