アウトプットは身体が9割
2022/08/18頭がクリアーになる身体のケアとは?
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
コロナウイルスをはじめ、感染症のニュースにはこと欠かない昨今。
「商業出版で本を出そう!」という意識の高いあなたであれば、
健康にも気を使っていることと思います。
ただ、残念なことに、健康情報は世の中に溢れていますが、
あまり効果を実感していない人も多いものです。
たとえば、
「脳に良い」と聞いた食材やサプリメントなどを摂っても、
「よし、これは効いた!」
「頭がスッキリとクリアになったきた!」
という話を、あまり聞きません。
逆に、栄養が偏って不調になったり、
「ムダにサプリメントにお金を使ってしまって...」
という話はちらほら。
なぜこうなってしまうかと言うと、
「身体がよくなる順番」
を、無視してしまっているからです。
仮に「脳」のパフォーマンスを上げたいとしても、
肝臓の調子が悪ければ、解毒がうまくいっていませんから、
脳の神経伝達物質の代謝にも悪影響がでてきます。
では肝臓をよくしようと思っても、
腸の調子が良くなければ、体内に毒素がどんどん入ってきてしまいますので、
いくら解毒しても追いつきません。
このように順番を間違えてしまうと、
いくら個別には身体によくとも、
いつまでたっても肝心の効果が得られません。
逆にいえば、こうした順番を踏まえておけばいいのです。
「腸→肝臓→脳」といった、
身体がよくなる順番を踏まえていけば、パフォーマンスは無理なく確実にアップしてきます。
急がば回れとは、「身体と知的生産」についても真理ですね。
ご参考になれば幸いです。
2022/08/04優秀な人ほど気をつけたい、"集中力"の落とし穴
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
仕事をはじめると、一気に集中モードに入れる。
時間が経つのも忘れて、集中することができる。
一般にビジネスパーソンにとっては、望ましいとされている能力ですね。
でも、ちょっと待ってください。
集中力は、いいことばかりではありません。
落とし穴に気をつけないと、思わぬデメリットもあるのです。
というのも、集中力は「ノルアドレナリン」というホルモンの働きが大きいからです。
確かに、ノルアドレナリンが分泌されていれば、集中力は高まります。
やる気も出てきますし、多少のストレスを乗り切りやすくなります。
いわばノルアドレナリンは、「戦闘モード」へのスイッチです。
脳は覚醒しますし、心拍数や血圧が上昇します。
血液が体中を巡って筋肉に酸素や栄養も送られます。
こうした結果としての、集中力なのですね。
でもそれも、程度の問題です。
短期的にはよいのですが、ノルアドレナリンの分泌が長い期間続いてしまうと、
枯渇してしまい、分泌が減ってきます。
そうなると逆に集中力が上がらなくなりますし、やる気も無くなってきます。
さらには、不安感、攻撃性、胃腸が動かない等の症状が出るほか、
うつや無関心などの症状が出てしまうことも。
もしあなたが「集中力ややる気の浮き沈み」を感じたことがあるなら、
ノルアドレナリンに振り回されてしまっていたのかもしれません。
著者として企画を考えたり、本を書く事は長期戦です。
目先の集中力に拘泥せず、
長い目で見て高いパフォーマンスを発揮し続けていきたいものですね。
2022/07/28コーヒー飲んでがんばる、は要注意
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
あなたはコーヒーが好きでしょうか?
ちょっと疲れたときにコーヒーを飲んでカフェインを入れると、
「よし、もうひと頑張りしよう」
という気になりますよね。
確かにカフェインには覚醒作用や疲労回復作用があるので、
理にかなっているようにも思えます。
でも、こと著者の知的生産やアウトプットに関していえば、
こうした習慣は要注意です。
というのも、カフェインには短期的な効果しかないのに加えて、
長い目で見ると、
「元気が出なくなる」上に、
「脳の機能が落ちる」からです。
著者が本を書く場合は、早い人でも2ヶ月程度、
あるいはもっと何ヶ月もかかることが多い長期戦。
もしカフェインでやる気を維持しようと思ったら、
1日に何杯も飲み続ける必要が出てきてしまいます。
もともとカフェインには常習性がありますから、
中毒にもなりやすいでしょう。
そうなれば頭痛などの症状が出て、
仕事どころではなくなってしまうこともあり得ます。
また、カフェインはコルチゾールというホルモンの分泌を増やします。
これは坑ストレスホルモンですので、
一時的には頑張れますが、分泌する臓器はだんだん疲れてしまいます。
具体的には、コルチゾールを分泌する副腎が、疲労していきます。
そのうち分泌するのが難しくなり、
いくらカフェインを入れても元気が出なくなってしまうでしょう。
さらには、副腎のダメージは腸や肺、そして脳にも及びます。
コルチゾールが出なければ、腸の炎症を抑えられませんし、
腸の機能が落ちれば肺でデトックスが追いつかなくなります。
デトックスが出来なければ、脳に重金属などの有害な物質が溜まってしまい、
脳の機能が落ちてしまうのです。
それでは、本末転倒ですね。
著者として本を出すのは長期戦です。
短期的にコーヒーを飲むのはほどほどにしつつ、
身体を俯瞰で見て、コンディションを整え、
あなたのポテンシャルをフルに発揮した本をつくっていきましょう!
ご参考になれば幸いです。
2022/07/21本を出すエネルギーは、栄養の取り方次第!?
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
「できれば本を出したい!」という人は多いですが、
「それを実行するエネルギーが、今1つ足りない...」
という人も、意外と多いものです。
やりたいのだけれど、ちょっとエネルギーが足りない。
それはもったいないことですね。
さらに、
「自分にはやる気がない」
「自分には自信がない」
などと、自分を責めてしまう人もけっこういるのですが、
それはぜひ避けたいところ。
自分を責めても、前向きなエネルギーが湧いてくることはありません。
そこは15年近く新人著者の著者デビューを支援してきて、実感するころです。
では、どうすればいいのでしょうか?
本を出すというエネルギーが湧いてきて、行動に移せるかどうかを分けるもの。
それは、
「栄養」です。
やる気とか、自信とか、そういうメンタルな部分は、
しっかりと栄養がとれて初めて語るべきもの。
順番を逆にしてしまうと、どんどん落ち込むばかりでです。
というのも、
人間のメンタルも、身体の機能の1部だからです。
脳という臓器が、神経伝達物質の働きによって生みだすものが、
心やメンタルと呼ばれるもの。
そしてその臓器や神経伝達物質を支えているのは、
タンパク質であり補酵素であり、それらの代謝です。
つまりメンタルの沙汰も、身体次第なのですね。
土台である栄養状態がよくないのに、
その上に乗っかっているメンタルの部分だけでなんとかしようとしても、
うまくいきませんし、むしろ辛くなって悪循環なのです。
ではどうするか?
ということですが、ここは人それぞれに生活習慣や環境、遺伝子も違いますから、
できれば「自分の栄養状態を知る」ことがベストです。
でもあえて一般論でいえば、
「ミトコンドリアの機能を回復させる」
ということになるでしょう。
私たちの脳や身体のエネルギーは、ほとんどがミトコンドリアから生み出されているからです。
そしてミトコンドリアの機能を邪魔する生活習慣を避けることで、
「本を出すエネルギー」が湧いてくる前提が整ってきます。
たとえば、糖質の摂り過ぎなどは、要注意。
ミトコンドリアに必要なビタミンB1が消費されて足りなくなってしまいます。
私たちの身の回りの食品は、糖質や炭水化物の比率が必要以上に高いですので、
よほど気をつけていないと、エネルギー不足になりがち。
身体がエネルギー不足なのに、
メンタル面でやる気を語るのは時期尚早ですから、注意したいですね。
本を出すエネルギーは、栄養の取り方次第。
ぜひ食生活と身体を整えて、
「あなたならではの素晴らしい本」
を出して欲しいと思います。