ライバル著者に勝つ!「類書との差別化」
2013/06/18似たような本、チェックしてますか?
こんにちは、樺木宏です。
突然ですが、自分が書こうと思っているテーマに近い、
似たような本をチェックしてますか?
おそらく、ほとんどの人が「なんとなく」しかチェックしていないか、
読みたい本だけ読んでおり、その他はノーマーク、という感じではないでしょうか。
なぜこういう質問をしたかというと、これがとても大切だからです。
似たような本のことを出版業界では"類書(るいしょ)"といいますが、
類書を調べるだけで、あなたの著者デビューの確率は、何倍も上がる、
といっても過言ではないのです。
なぜなら、企画が独りよがりになるのを防ぐだけでなく、類書と差別化できるヒントになるからです。
いわば、ガイドラインがはっきりする、といっても良いでしょう。
仕事で新しいサービスを開発するときは、競合をリサーチして研究しますよね。
そこを飛ばして「良い商品だから売れる」と言ってはばからないマーケッターがいたら、
その人はクビです(笑)
例えば、類書が全くないとしたら、その企画は読者のニーズが無い、と判断できます。
無駄な苦労をせず、方向転換することができます。
逆に、類書があり過ぎて飽和状態だったときは、よほど差別化しないと難しい、と分かります。
強みをもっと掘り下げるなどの指針が出来ます。
あるいは、類書は多いが、隙間がある状態だったとき。
これは狙い目ですね。
その隙間めがけて、全力投球です。
いかがでしょうか?
類書を調べないと、的を見ずに矢を射るようなものです。
あなたも似たような本を、必ずチェックしてみて下さいね。
2013/06/10優秀で高い地位の人ほど気をつけたい、たった1つのこと
こんにちは、樺木宏です。
仕事もある程度上の立場になると、アドバイスを受ける機会が激減します。
上に行けばいくほど、その傾向は顕著。
「社長、あなたのビジネス、ライバルと置き換え可能ですね。差別化されていませんね」
などと言ってくれる社員はいません(笑)
平時にはこれで良いのですが、これが商業出版になると、話は変わってきます。
というのも、すでに本を出している優秀なライバル著者が大勢いるから。
いくら有益で素晴らしいノウハウでも、同じ内容で先に本が出ていれば、
読者はもう「お腹いっぱい」の状態でしょう。
また、今世の中に何が求められているか、という時代性もあります。
20代のゆとり世代向けに根性論でがむしゃらに働こう、というメッセージを送っても、
響く可能性は低いですね。
このような事情があるので、商業出版では「自分を客観視」することがとても大切です。
・自分のノウハウは、ライバルと比べて、読者にどのような新しいメリットがあるか?
・今の時代、多くの読者が悩んでいることと、自分のノウハウはどう繋がるのか?
こうした客観的な視点がとても大切。
そしてそれが自分では難しい、と言う事であれば、第3者のアドバイスが有益なのですね。
あなたのまわりにはそうした人がいますか?
優秀な人で、立場が上であればあるほど、ここは盲点になりがち。
自己チェックしてみて下さいね。
2013/06/06本を書きたいと思ったら気をつけたい、たった1つのこと
こんにちは、樺木宏です。
「自分は○○が得意だから、その本を書きたい」
「自分のビジネスの専門分野で、本を書きたい」
という人は多いですね。
でも、ちょっと待って下さい!
そこには落とし穴があるのです。
どんな落とし穴かといえば、世の中には「似たような本がいっぱいある」という事。
いくら素晴らしい内容で、あなたの実績が輝かしいものでも、
同じような本が先にでていたら、売れません。
売れないということは、企画が通らないということ。
だから、自分の書きたい本が、すでに世の中にでていないか、調べる必要があるのですね。
そして、「同じような本が何冊もあった!」となっても、気落ちする必要はありません。
むしろ、ある程度は歓迎すべきこと。
なぜなら、その本を読みたいという人が、世の中にはいっぱいいる、という事だからですね。
もちろん、出尽くしてしまって、そのジャンルは枯れてしまっている、ということでしたら話は別ですが・・・
そうした場合は、柔軟に、方向性を変更していきましょう。
今日お伝えしたのはちょっとした知識ですが、商業出版では、採用確度が何十倍も変わってくるコツでもあります。
企画を考えるときは、ぜひ心に留めておいてくださいね。
2013/05/30「象徴」をつくれば、企画が輝く
こんにちは、樺木宏です。
さて突然ですが、あなたのノウハウには、
「象徴」
がありますか?
なぜこんな事を聞くかというと、
商業出版は、いわば著者同士のポジション争いだからです。
目立たなくては、読者に選ばれないし、勝ち残れ無いのですね。
気を引き、印象に残すために、有効な武器となるのが「象徴」なのです。
例えば、「チャップリンのステッキの話」をご存知でしょうか。
これは知り合いの編集長から聞いた話なのですが、
当時、シルクハットをかぶり、スーツを着た喜劇俳優はものすごく沢山いたそうです。
あのスタイルも、実はありふれたものだったのですね。
しかし、ステッキを持っていたのはチャップリンだけでした。
それが、彼をして一躍スターダムに押し上げるのに一役買った、という話です。
著者の場合も、全く同じことが言えます。
似たようなノウハウを持ったライバル著者が多い中、
ステッキのような「象徴」をもつことで、ポジション争いに勝てるのですね。
まだ出版していない人であれば、それで本が出せる可能性が高まります。
もう出している人であれば、次に出す本が売れる可能性が高まります。
すでに売れる本を出している人であれば、本を出し続けられる可能性が高まります。
あなたの象徴は何でしょうか?
2013/05/29もし企画が良くなるポイントを1つだけ挙げるとしたら・・・
こんにちは、樺木宏です。
忙しい中で企画を考えるときは、効率良くやりたいですね。
もし企画書をよくするためにあえて1つだけポイントあげるとしたら、
あなたは何を挙げますか?
私でしたら類書との何が違うのか?という点に焦点を当てます。
そこに集中して企画を修正していくと、効率が良いです。
なぜなら、他の大事な要素は、充たされている事が多いから。
著者になろうという人であれば、すでに自分の経験を積み、強みを持っている人が多いです。
であれば、書く資格は十分あります。
また、どういう本が売れてるとか?という読者のニーズの部分も、その分野のプロなら少し考えればわかります。
分からなければ、書店に行って、あるいはamazonのランキングを見れば、すぐ分かる話です。
しかし、類書との差別化となると、途端に何も考えていない人が多いです。
だから客がなかなか通らない、といっても過言ではありません。
いくらニーズのある企画を、書く資格のある人が書こうとしても、似たような本が先にあれば、
それは売れないからですね。
ではどうすればいいか、という話ですけど、
もう自分の企画を徹底的に客観的に見て、他の売れている本と比較する、ということが大事です。
その際にぜひ気をつけたいのは、ただ「他の本と違う」と言うだけでは不十分、という事。
そうではなくて、
「読者にとってどのように違う新しいメリットが得られる本なのか」
ここに焦点を当てることが大事です。
本は最終的には読者お金を払って買ってくれるものだし、
その際読者は、「自分にとってどんなメリットがあるか」「自分にとっても役立つ内容なのか」
「それは自分にもできるのか」そんなことを感じながら買っているからです。
であるなら、その欲求に訴えるポイントを、前面に出せば良いのですね。
それが、類書との差別化のポイントです。
これができれば、企画の採用確度は確実に10倍くらい上がります。
普通の企画が通る企画になりますし、もともと良い企画はさらに売れる企画になります。
ぜひ類書との差別化、考えてみてくださいね。