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ライバル著者に勝つ!「類書との差別化」

2024/11/14出版社に企画がスルーされないための、たった1つのコツ

こんにちは。

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


あなたも書店にて、

「○○本コーナー」

ができているのを、見たことがあるのではないでしょうか。


商業出版では、多くの本が出版され続けています。

特に「売れるテーマ」となると、

数多くの出版社が、似たような感じの本を出そうとしますので、

そのようなコーナーが出来るのですね。


ここは、新人著者が本を出そうとするとき、

無視出来ないポイントです。


というのも編集者は、

「何冊も出ているなら、あとから似たような本を出しても売れないだろう」

と考える傾向があるからです。


もしあなたの本のアイデアも同様に思われてしまうと、

企画がスルーされてしまい、出版出来ないということになってしまいます。


そうならない為にも、

「いままでの本にはない、新しい読者のメリット」

を、企画に盛り込みましょう。


そうすることで編集者に、

「これは売れる本になるかも?」

と感じてもらい、企画を真剣に検討してもらえる可能性がアップします。


こうした考え方を、「類書との差別化」といいますが、

新人著者が本を出すとき、多くの場合はここがポイントになります。


なぜ、売れ筋のテーマなのに、

著者は素晴らしいノウハウを持っていて書く資格もあるのに、

なかなか本が出せないのか?

というと、ここでつまずいていることが多いのですね。


「いままでの本にはない、新しい読者のメリット」

を考える。

それが、あなたが商業出版できる可能性を、格段にアップしてくれますよ。

ご参考になれば幸いです。

 

2024/10/24本を読むときは、批判的に読もう

こんにちは。

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


あなたは本を読むとき、どのような気持ちで読んでいますか?

一般的には、著者を「先生」だと思って、素直に読む人が多いようです。


しかし、この記事を読んでいるということは、

あなたは本を出したい人か、すでに出している人でしょう。

であれば、

「あえて斜に構えて、"批判"しながら読む」

というテクニックを、試してみて欲しいと思います。


というのは、インプットするだけなら、普通に素直に読むだけでよいのですが、

著者になるということは、自分自身も「アウトプット」する必要があるからです。


ただ素直に肯定しながら読むだけでは、いざ自分がアウトプットする際、

よくいえば同じような内容、悪くいえば「二番煎じ」になってしまいます。


そうなれば出版社も、

「後から似たような本を出しても売れないだろう」

と考え、あなたの企画がスルーされる可能性が高まってしまうのですね。

一方、批判しながら読む場合はどうでしょう。

「こういう問題がある」という新たな論点を提起して、

「自分ならこうする」という、新しい視点を提供することになります。

すると読者は、

「今まで教えてもらえなかった新しい知識を得られた」

となり、出版社は、

「今までの本にはない、新しい視点と知識で差別化されている」

と感じて、企画に興味を示す可能性が高まってくるでしょう。


いかがでしょうか。

あなたがインプットだけでなく、アウトプットもしたい、

それも「本」という形で商業出版したいのであれば、

「あえて斜に構えて、"批判"しながら読む」

ことで、出版が近づいてきますよ。


ご参考になれば幸いです。

 

2023/11/30似たような本がたくさん出ているとき、どうするか?

こんにちは。

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


本屋に行くと、似たような本がたくさん並んでいますね。

数が多いことに対して、あなたはどんな印象を持っているでしょうか?


「こんなに出ているなら、後から同じような本を出しても仕方がない」

と思う人もいるでしょうし、

「売れているテーマなら、著者にとってもチャンスが多い」

と考える人もいるでしょう。


どちらの考え方も一理あるので、どちらかだけが正しいということはありません。

そこは「好みの問題」だと言ってもいいと思います。


ただし、それぞれ著者としての戦術が変わってきますので、

そこは抑えておきたいポイントになります。


もしあなたが、

「こんなに出ているなら、後から同じような本を出しても仕方がない」

と感じたなら、

「内容」で差別化していきましょう。


同じテーマで逆の主張をする「逆張り」でもいいですし、

全く新しい視点とノウハウを提供する「新奇性」で勝負するのもありですね。

逆にいえば、こうした差別化なしに書きたいことを書いてしまうと、

読者ニーズが全く無い独り相撲になってしまう可能性もあるので、注意が必要です。


あるいはあなたが、

「売れているテーマなら、著者にとってもチャンスが多い」

と考えたなら、

「表現」で差別化していきましょう。


より易しく平易な表現ができれば、読者のすそ野が広がります。

読まなかった人が手に取ってくれるので、同じような内容で後から出しても、売れる本になります。

言い換えると、読みやすさが変わらないのであれば、

本当に「似たような本」になってしまうって埋もれてしまうので、注意が必要です。


いかがでしょうか。

類書が多いことは、プラス面もマイナス面もあります。

否定するにせよ肯定するにせよ、

意識してあなたの著者活動に役立てていきましょう。

ご参考になれば幸いです。

 

2023/11/02思いきって、一番売れている本と比べよう

こんにちは。

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


本を出そうと思ったとき、世の中にはすでに、似たような本が数多く並んでいますね。

そこで、後から本を出すには、「新しいなにか」を提供する必要が出てきます。


そんなときにおすすめは、

今そのテーマで、一番売れている本を意識して企画する、ということです。


他の分野で言えば、トップと自分を比較するということですから、

新人著者の段階では、ちょっと気後れしてしまうかもしれません。

でも、大丈夫です。

なぜなら、それが一番、あなたのポテンシャルを引き出すからです。


たとえば、あまり売れていない本と比べた場合。

ハードルが低いですから、そう頑張らなくても工夫はしやすいです。

比較的ラクにできる分、出来もそれなりになります。


一方、売れている本と比べた場合。

これはハードルが高いので、かなり工夫する必要が出てきます。

一見易しい本に見えても、読者目線でさまざまな工夫がなされていますから、

それに対抗するのは大変です。

しかしその分、知恵を絞ることになり、あなたの著者としてのポテンシャルも引き出されることが多いのですね。


なお売れている本を探そうと思ったら、大きめのリアル書店に行くのが一番です。

amazonなどのネット書店でランキングを見るのもよいのですが、

短時間で入れ替わるため、長期で本当に売れている本を見落とすこともありますし、

履歴に基づいてお勧めもしてくるので、いい本が目に入ってこない可能性もあり得ます。

リアル書店であればそうした問題もなく、売れている本は平積みになっていて分かりやすいですし、

目に入ってくる冊数も多いので、意外な発見もしやすいのがメリットです。

あなたの企画を磨くために、今一番売れている本と比較していきましょう。


ご参考になれば幸いです。

 

2023/08/10似たような本がたくさん出ているのは不利?

こんにちは。

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


いざ本を書こうと思って本屋に行くと、

「似たような本がすでにたくさん出ていた」

ということがありますね。


ここで多くの人が、意気消沈してしまうのではないでしょうか。

たしかに、似たような本が先に出ていれば,

すでに欲しい人は買ってしまっているでしょうから、

あとから同じような本を出したのでは不利になります。

そういう意味で、不利な点があるのは確かです。


しかし逆に、有利な点もあります。

それは、

「欲しい人が一定数いることが、証明されている」

という点です。

類書が多ければ多いほど、読者のニーズも高いということが言えますし、

出版社が企画を検討する上で真っ先に気にするのはそこですから、

この点は多いに有利と言えるでしょう。


不利な点をみてがっかりするか、

有利な点をみてやる気を出すか、ここが1つの分かれ道ですね。


もし類書が多くても、前向きに後追いで本を出していこうとするなら、

大切なのは「読者にとって、新しいメリット」を提供することです。


それはより分かりやすい表現かもしれませんし、

より大きな成果が得られる、というメリットかもしれません。

あるいは再現性が高く、類書では結果を出せなかった人でも大丈夫、

という切り口もよいでしょう。


いずれにせよ、後出しなのですから、

それまでの本にはない「読者にとって、新しいメリット」を打ち出すことは必須になります。

ここを考案し、クリアーすることができれば、

もともと読者ニーズはあるのですから、

あなたが本を出せる可能性も、格段に高まってきますよ。


似たような本がたくさんあっても、まだまだチャンスはあります。

ご参考になれば幸いです。

 

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