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出版ノウハウ無料公開ブログ

いなければ始まらない「読者ターゲット」

2013/07/05数十万人を狙うには、1人に絞り込む?!

こんにちは、樺木宏です。

さて、初めて出版企画をつくる場合、ついやってしまいがちなのは、読者を広く考えてしまう事。

もちろん多くの読者に買ってもらえればそれに越した事はないので、間違いではありません。

しかし多くの場合、その手段を思いきり間違えているケースが多いのですね。


例えば、会社の人間関係の出版企画。

"上司にも、部下にも、両方役立つ企画"になっている事が多いです。

これでは、上司も部下も買いません。

読者からすれば「自分の為の本だ」となりませんし、対象が幅広いので、どうしても内容が抽象的になります。


あるいは、お金の本の企画。

"高額所得者も、そうでない人にも、両方儲かる本"。

これも、多いです。

心構えや考え方も違えば、当然有効な方法も変わってくるはず。

そこを絞り込んでいない時点で、「読者の心に刺さらない企画」になってしまうのですね。


逆に、想定する読者を思いきり絞り込んだらどうなるか?

一見狭くなってしまうようですが、実際は逆に広く訴求します。

読者の心に深く刺さるからですね。

「自分の為の本だ」「自分にメリットがありそうだ」「自分にも出来そうだ」

となり、深く刺さった企画は売れます。

出版業界には、「たった1人の向こうに何十万人もいる」という、有名な教訓もあるくらいです。


皆さんも、思いきって読者を絞り込みましょう。

採用確度が格段に向上する事、間違いなしです。

 

2013/06/18あのベストセラー著者もやっている、企画考案のコツとは?

こんにちは、樺木宏です。


よく「流行は繰り返す」といいますね。

ことファッションや音楽の世界では、その流れを見越して企画を立てることも多いです。

実は、これは出版でも同じ。

最近流行っているベストセラーが、30年前の本を真似ていた、という事も。

でもこれに気付いて本を読んでいる人は少ないようです。

例えば、日本マクドナルドを立ち上げた藤田田さんの「ユダヤの商法」。

40年以上前に書かれたベストセラーです。

某160万部を超えた有名ベストセラーに良く似ていませんか?

アイデアは組み合わせなので、全てがオリジナルである必要はありません。

古くて新しいこと、ありそうで無かったことを今の時代に組み合わせ、

価値ある情報として提供すれば、それは立派な企画になるのです。

ヒットを量産するベストセラー著者は、このあたりが上手い人が多いです。

いかがでしょうか?

このように、時代のニーズは繰り返す、という事を知っているだけで、

アイデアの引き出しが広がりますね。

これから本を出したい、あるいは何冊も出していきたい、という方の場合も同様です。

自分が書きたいテーマで、数十年前はどのような本が出ていたか?

を調べてみる事は、いろいろな気づきやヒントが得られるでしょう。

ついつい最近売れている本ばかり意識してしまいがちですが、

たまには思いきって数十年前に思いを馳せてみましょう。

 

2013/06/12知っていそうで知らない、読者ターゲットの落とし穴

こんにちは、樺木宏です。


読者ターゲット、大切ですね。

もっと言えば、ある意味、何を書くかより大切です。

意外に思われるでしょうか?


でもこう考えてみて下さい。

・意義ある内容だが、読者が少ない本

・意義はそこそこだが、読者が多い本

間違いなく後者の方が売れますね。

という事は、出版企画が通りやすいということで、著者デビューに近づく、という事なのです。


もちろん、著者としては世の中に提供する「価値」と理念がとても大切なので、

ただ売れればよい、などという事はブランディング上もありえません。

しかし実際に初めて出版企画を考えるときは「売れる」という事を軽視していまいがち。

これくら強調して考えたほうが、実際には役立ちます。


では、どうやって読者ターゲットを決めるか、という事ですが、

これがなかなか難しい。

すでにビジネスを上手く回している人でも、自分の本当の読者に気づかないこともあるくらいです。

ではどうするか?ということですが、

「だれに書きたくないか」

「本が売れた時に、どういう人に来て欲しくないか」

を先に決め、消去法で決めていく、という方法もありです。

というのも、ここを間違えると、出版は失敗になってしまうから。

多才で実績ある人ほど、この落とし穴には落ちやすいので、消去法はとても有効です。


いかがでしょうか?

読者ターゲットについての考察、ご参考になれば幸いです。

 

2013/06/11"マーケッター"は出版するのに有利です

こんにちは、樺木宏です。


さて、商業出版の企画をつくるということは、完全に

「マーケティング」です。

想定読者は「顧客」ですし、

自分は「自社」

そしてライバル著者は「競合他社」ですね。


なのでマーケティングを分かっている人なら、売れる出版企画がどんどんつくれるか・・・

というと、残念ながらなかなかそうは行かない事が多いです。


その理由は、

「読者のレベル感」

にあります。


これを高く考えすぎている人が実に多い。

著者のレベル感をそのまま企画に持っていってしまいがちのです。


例えば、スキルも意識も高い人が最初に作る企画には、こんな感じのが多いです。

「生き甲斐をもって働ける方法を教えます」

「充実した人生を送る方法」

なんか、カッコいいですね。そして有意義です。

でもこれは、多くの読者に刺さるでしょうか?


これは絶対に刺さりません。

もしこうした本で売れてるとすれば、それは間違いなく著者が多くのファンをもつ有名人。

ファンは日記でも買いますので、参考にはなりませんし、マネをしてはいけません。

1年間にサラリーマンが本を読む冊数は2冊以下、という説もあるくらいで、

ほとんどの一般読者は、そこまで意識が高くないものなのです。


有名なマズローの5段階欲求で言うなら、

上記の企画は、一番レベルの高い欲求である「自己実現欲求」ですが、

一般の人の悩みは、「安全欲求」「承認欲求」という、比較的低いところが一番多い。


そこで必要なのは「想定読者のレベルを下げる」こと。

例えば、

「あと10年、リストラされずに済む方法」(安全欲求)

「"お前ってこんなにできる奴だったっけ?"とアイツに言わせる本」(承認欲求)

みたいな企画なら刺さると思いませんか?


何冊も本を出し続けている著者に共通しているのは、実はここです。

著者に求められるのはものすごく優秀なノウハウや実績ではなくて、

「今の時代、多くの読者が切実に悩んでいる事をしっかり分かっている」

ことなのですね。


"自分の書きたい事を書くのではなく、世の中の多くの人の読みたいものを書く意識"

"ライバルにどう見られるかではなく、どうすればもっと読者に貢献できるか、という気持ち"

です。


ノウハウや実績があるのに、なかなか本が出せない人は、これで出版確率が劇的に上がりますよ。

 

2013/06/03あなたを著者のステージに上げる、たった1つの心がけ

こんにちは、樺木宏です。

さて、商業出版はよくハードルが高いとか、シビアだと言われますが、実際は

ちょっと違うと思います。


ハードルが高いのではなくて、「売れるかどうかを真剣に考えている」

という事なのです。

つまり「売れる」企画を考えて提案すれば、良いだけの話だと思うのです。

では具体的にはどうすればいいか?

結論から言えば、「読者の欲求を満たす企画」にする事です。

結局、この1点なのだと思います。


なぜなら、人は欲求でしか、お金を払わないから。

それを感情で決めています。

脳で言えば、ほ乳類の脳に相当する部分がそれを司っています。

もっともらしい購買理由は、後付けで人間の脳が考えているだけなのですね。


あなたの企画は、読者のどんな欲求を満たす為の企画でしょうか?

他の本に先駆けて、あなた独自の切り口で、読者の欲求を満たし、問題解決に貢献しましょう。

そうすればあなたが著者のステージに立てる確率は、格段に上がります。

 

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