あなたも出版できる!心構え編
2013/05/29気づきにくい自分の強みに気づくヒント
こんにちは、樺木宏です。
素晴らしいスキルとノウハウを持った人は多いのですが、同時に、勿体ないと思うことも多いですね。
それはなぜかと言うと、素晴らしいものを持っているのに、アピールしていない人が多いからです。
アピールしていないどころか、むしろ、自分で隠してしまっている事もしばしば。
そして、このこと自体にも気付いていないのですね。
何でそうなるかというと、自分の高いスキルがあたり前になってしまっているから。
これは人間の脳の構造上しょうがない部分もありますが、
ついつい持っているものを過小評価してしまうのですね。
しかし自らをブランディグして、ビジネスを飛躍させるには、
「ついうっかり、気づきませんでした」
ではあまりに勿体ない。
ではどうすれば良いか、という話ですが、
「自分から離れる」
ことです。
俯瞰、客観視、人称を上げる、などなどいろいろな表現で語られていますが、
要は、「自分」から離れられれば上手くいきます。
「相手」すなわち見込み客やクライアントが、自分の何を評価し、賞賛するかが見えてきます。
そこからもっと自分から離れると、「第三者」から自分とクライアントとの関係がどう見えるか?
まで見えてきます。
例えば、商業出版で言えば、著者(自分)と読者ニーズ(相手)の関係をチェックする編集者(第三者)の
視点まで持つことになり、企画を提案する前から、どれくらいの確率で通るかが予想できたりします。
実際はここまで自分を客観視するのはなかなか難しいのですが、目指して損はない境地ですね。
また、だからこそ第三者のアドバイスを素直に聞く人が、成長しやすいということなのだと思います。
2013/05/27自力で自己プロデュース、のススメ
こんにちは、樺木宏です。
さて、著者デビューの支援をしていますと、
出版企画のほとんどをこちらで考える、というケースもあります。
しかし私は、企画の考案方法、売れる切り口の作り方などを、
必ずプロセスからお伝えするようにしています。
つまりどんなケースでも「自分で考えてもらう」ことを、重視しているのですね。
なぜかと言うと、
「長く活躍してほしい」
からです。
プロセスではなく結果だけを得る、というのは確かに早いしラクなのですが、
それを失うのも早いのですね。
自分の強みは、自分で考えるプロセスそのものに価値があるのです。
例えば、出版では1冊出していきなりベストセラー、その後は待っていても出版社から
オファーが続々来る、という人はごく一部。
多くの人は、いくつものトライ&エラーを繰り返し、時代の追い風がたまたま味方になって成功、
というパターンです。
私の場合はたまたま商業出版がメインですが、他のメディアでも同じです。
そうなると、大切なのは続けること。
媒体が何にせよ、繰り返しチャレンジし続ける必要があるのですね。
また、例え最初はそこそこ売れたテーマも、時代性が変われば売れなくなります。
そこで、新しい切り口を開拓し続けて行く事が求められるのです。
もし、誰かのおかげで「結果」だけを得て、それを自分で再現することが
出来なければ、その人に依存し続けなければいけなくなってしまいます。
これは望ましくないですね。
今日のまとめです。
自分で考え、新しいコンテンツを自力で生み出す力をつけましょう。
その為にも、例え誰かの助力を得るにせよ、プロセスを重視し、ノウハウを身に付ける
姿勢が大切です。
2013/05/27手放す力
こんにちは、樺木宏です。
出版のプロデュースをしていると、多くの実力ある人と接します。
でも、かならずしもその人の実力と、出版成功率は比例しません。
それはなぜか?
それは、
「手放す力」
が足りないからです。
手放す事でより多くを得られます。
手放して空いたスペースに、新しい、有益なものが入る余地が生まれるからですね。
逆に手放さないことで、自らの成功にブレーキをかけてしまう人もいます。
例えば、もうほとんど出版が決まっているのに、最後のひと工夫を拒んでしまい、
最後の最後で企画が通らないケース。
なぜ拒んでしまうかと言えば、企画として見せ方を変えることで、
自分の主張がスポイルされるように感じてしまうのですね。
でもこれは勘違いです。
実際は読者にとって、
「より読者にメリットを感じてもらえる見せ方」
「読者に"自分でも出来そうだ"と感じてもらえる見せ方」
になっているだけの事が多いです。
いかがでしょうか?
せっかく実力があるのに、チャンスを逃すのは勿体ないですね。
そうならないよう,「自分の枠」を外して、柔軟にいきましょう!
2013/05/25一生懸命企画を考えてはいけない!?
こんにちは、樺木宏です。
さて、今日お伝えしたいノウハウは、
こういうと怒られてしまいそうですが、
"一生懸命企画を考えない"
ということ。
なぜそんな事を言うかといえば、
"その方が良い企画が出来ることが多い"
からなのです。
これには少し説明が必要ですね。
例えば、あなたが企画を考えるとき、どのようにしているでしょうか?
机にノート、あるいはパソコンを用意し、もちろんTVなどはつけず、
一生懸命アイデアを出そうと集中していませんか?
実はこれが、あまり良くないのです。
なぜなら脳がアイデアを出すのは、リラックスしているとき。
脳内ホルモン的に言えば、セロトニンが分泌されているときだからです。
そしてセロトニンは適度な運動を行っているときに分泌されやすいですから、
逆にじっとしていては、良くないのですね。
かのアリストテレスも、考え事をするときは歩きながら、という習慣にしていたそうです。
ぜひあなたも、より良い企画を考案するために、
・通勤しながら
・電車にのりながら
・食事しながら
・寝る前後にうとうとしながら
など、「~しながら」企画を考えてみて下さい。
すこし肩の力を抜いてリラックスすることで、
きっと良いアイデアが浮かんでくることと思います。
2013/05/25チャンスをつかむ為に、ノウハウよりも大切なこととは?
こんにちは、樺木宏です。
仕事柄、多くの著者を見ていますが、必ずしも実力通りの結果にならない事があります。
例えば、著者としての力量はあり、チャンスも来ているのに、あと一歩でそれを逃がす人。
逆に、条件は十分とは言えないものの、一気にチャンスをモノに出来る人。
この違いは、何から生まれるのでしょうか?
私は、これは自己評価、つまりセルフイメージの高さだと考えています。
商業出版のスキルやノウハウも、この「自己評価」の大切さには及びません。
なぜならいざという時に、追い風にもなれば、逆風にもなるのが自己評価の力だからです。
例えば、この力がプラスに働く場合。
なぜか周りが皆応援モードに入ってしまう、という人がいます。
そういう人は、迷いがないのが共通点だと感じます。
自己評価が高いと、アドバイスを取り入れる事に迷いがありません。
だからみるみる企画や原稿が良くなって行きます。
目標に向かって一直線なので、出版企画に多少足りない所があっても、編集者や私を含め、
皆がチームのように一丸となってフォローし、意外にあっさりと結果が出てしまいます。
逆に、この力がマイナスに働く場合。
もう目の前に結果がぶら下がっているのに、本人が取るのを拒むかのような不利益な
言動をしてしまう人がいます。
なぜ、こうした事が起こるのかと言えば、その重要な要素の1つは、間違いなく「自己評価」なのです。
自分に対する信頼感の低さが、周囲に投射される結果、自分の考えに固執してしまったり、不利益な情報に惑わされてしまうのです。
その結果、企画が通らない、あるいは販促が十分に機能せず本が売れなかったり、という事が起こるのですね。
こうした力は目に見えないものですが、日常、非日常を問わず、その人の人生に大きく影響しています。
商業出版で著者デビューする、などという非日常の場面を仕事にしていると、そのあたりが
本当に良く見えて来ます。
「思いあたるふしがある」と思った方は、ぜひ自分の「自己評価」を、見直して見て下さいね。
出版に限らず、高いパフォーマンスを発揮したい方は、ぜひ参考にしてみて下さいね。