あなたも出版できる!心構え編
2013/08/13量をこなすだけで、結果はついてくる
こんにちは、樺木宏です。
さて、今日の記事は「量」がテーマ。
なぜかと言うと、量の大切さを再確認させてくれた方がいるからです。
「なぜ、キミは上司に好かれないのか」須田稔著・自由国民社
http://goo.gl/kiemV
著者の須田さんは、約1年前に出版企画講座に参加された、プロのライターにしてコーチの方。
昨日は朝日新聞の朝刊に取り上げられていましたので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
さて須田さんですが、最初にチャレンジした出版企画コンテストでは、残念ながら採用はされませんでした。
著者デビューはしたいものの、目の前に忙しい仕事がある日々の中、目標を維持し続けるのは大変なこと。
その後出版に対するテンションも徐々に下がっていき、このメルマガを読むのも止めていたそうです。
転機になったのは、私からのご提案でした。
私の方では、過去に企画を出してくれた方全員のプロフィールと企画を覚えているので、
勝手に企画をリライトして出版社に提案していたりします(笑)
そんな中、1つの出版社から「一度会ってみたい」という声がかかったのですね。
そこで、お引き合わせの提案をした事が、転機になりました。
とはいえ、すぐに出版が決まった訳ではありません。
実はその時の話は、編集会議で採用ならず、ストップしてしまいました。
でも、そこから行動の「量」が変わりました。
企画を次々に考案しては、どんどん私に送ってくれるようになったのです。
もちろん私の方でも、アドバイスというなの変更要請はどんどん送り返しました。
出版という結果を確信できない中、こうしたダメ出しをもらうのはつらいもの。
皆さんもそこは良くご存じですね。
しかしその結果・・・数ヶ月後には、見事商業出版が決定。
その本が、上でご紹介した本なのです。
さらにそのペースは止まらず、次の企画を既に完成させ、今回のの出版企画コンテストにも参加。
この行動の「量」が続く限り、著者としても活躍し続けるのは間違いないでしょう。
今日のまとめです。
行動の「量」をこなしましょう。
具体的には、出版企画を考え、ブラッシュアップをし続けましょう。
その事が、「結果」をもたらします。
それを言い切れるだけの「質」は、すでにお伝えしていると自負しています。
ぜひ、須田さんに続いて下さいね。
2013/08/12先に読者に与えましょう
こんにちは、樺木宏です。
どうやったら自分の商品・サービスが売れるのか?
どうやったら、人脈が広がって協力者が増えるのか?
意識の高いビジネスパーソンが常に抱える課題ですね。
これらの答えの1つとして、
「まず、自分から与える事」という原則があります。
つまり、先に与えれば、相手からも与えられる。
という事です。
これについては、多くのビジネス書の元ネタともなっている「影響力の武器」という本に詳しいです。
この本の中で著者のロバート・チャルディーニは「返報性のルール」という言葉で説明しています。
この事は、商業出版でも同様に当てはまります。
想像以上に良い内容で、本代以上の価値があった、と思ってもらえるから口コミが広がるのです。
さらには、著者の話を聞きたくなったり、別のサービスも受けたくなるのですね。
逆にやってはいけないのは、自分のビジネスの都合から、与えるものを制限してしまうこと。
本以上に単価の高いサービスを販売している人は、注意する必要があります。
(士業、コンサル、コーチのかたなら全員だと思いますが・・・)
その値段に比例して、本の内容を制限してしまう事があるからです。
例えば、
「セミナーはこの内容を○万円でやっているのに、たった千数百円の本で、こんなに書いてしまっては損なのでは?」
という考え方ですね。
これは典型的な、「目先の利益を追って損をする」考え方。
少なく与えれば、少なくしか返ってこないでしょう。
・商業出版する力量がありながら、企画が通らない。
・ベストセラーになるかもしれない内容が書けるのに、あまり売れない本になってしまう
という残念な事が起こるのは、これが原因です。
まずは読者に思い切り与えてしまいましょう。
この考え方が、あなたに大きなリターンをもたらしますよ。
2013/08/0140代ビジネスパーソンはスタート地点
こんにちは、樺木宏です。
皆さんは「メディアで活躍している人」と聞くと、
どのようなイメージをもたれるでしょうか?
やはり多いのは、スポーツ選手や俳優、タレントなどだと思います。
特にスポーツ選手などは活躍し始める年齢が若いこともあって、
「もうこんなに年下が活躍する時代か、それに引き換え自分は・・・」
などと寂しく思ったりすることは無いでしょうか?
また、転職を考えるとイヤでも意識させられるのが「35歳の壁」。
その年齢を超えると、急速に市場価値が下がってしまうアレですね。
「自分はもう落ち目なのか・・・」と思ってしまう人もいるのでは無いでしょうか?
これらは、全くの誤解です。
なぜなら、ビジネスパーソンのピークは遅く、活躍期間は長いからです。
例えば、サラリーマンは40代からが円熟期。
これまでに経験したこと、蓄えたノウハウを活かして、かつてないほど能力が高まっています。
その蓄積してきた能力で、かつてないほど世の中に貢献できるのです。
それを裏付けるように、ビジネス書等、ノンフィクション系の著者は、40歳前後から本を出し始める人が非常に多いです。
逆に、20代でこうしたジャンルで本を出せる人はあまりいません。
スポーツ選手へのおかしなコンプレックスなどは持つ必要はないのですね。
だから35歳で転職市場での価値が下がるというのも、考えて見ればおかしな事。
あなたの能力とは関係がありません。
また、ビジネスパーソンはは活躍期間が長いです。
例えば,セミナー講師として活躍する70歳代の人は、珍しくありません。
中には、年間100講演以上をこなし続けている方もいます。
ただ、残念ながら日本の企業文化では、せっかく蓄積した40代の高い能力を、
会社内では活かしきれない構造になっているのも事実。
そこで、「メディアによる情報発信」です。
すでにソーシャルメディアなど、昔からは考えられない手軽さで自分のメディアを持ち、
情報発信ができる時代。
その中でもやはり最高峰は、書籍を商業出版し、著者になることですね。
今日のまとめです。
ビジネスパーソンは、40歳を超えてからが円熟期。
ぜひピークを迎えたあなたのノウハウ・能力を活かし、世の中に有益な情報を
発信して行きましょう!
2013/07/29サラリーマンにとって出版は「武器」
こんちには、樺木宏です。
サラリーマンにとっては支出は増える一方で、収入の見通しは暗い今日この頃ですね。
しかし実際問題、収入減が会社からの給料しかなければ、
いかに不満があったり、不安があっても、打つ手がありません。
せいぜい、会社にしがみつく手に力を込めるくらいが関の山。
これでは寂しいですね。
かつての私自身もそうでした。
だからこそ私のビジネスは、そこに「サラリーマンから自由になるという選択肢」
を提供するためにあります。
「著書」と「自分のビジネス」があれば経済的に会社に頼らなくてよくなるからです。
私の身の回りでも、本を出したことで自分だけで稼げるようになり、独立起業できた人は多過ぎて数えきれません。
本は、ただ紙にインクが乗っているものではありません。
その本質は、著者のもっとも世の中に役立つ価値を見いだし、多くの読者に伝える事にあります。
だから、ただ名前が売れるだけではなく、もっと問題解決をして欲しいと願うファンが出来る。
そこにサービスを提供すれば、信頼関係がすでにある状態でスタート出来るので、ビジネスが
軌道に乗るのです。
また、著者という立ち位置は、知識を売るタイプのビジネスとの相性がよい。
だから企画そのままのコンセプトでビジネスが立ち上がります。
士業、コンサル、カウンセラー、コーチ、といった職種の人々が、本を出した途端に軌道に乗る事が多いのはこの為です。
出版自体の直接的な印税収入自体は、それだけで食って行ける額ではないのですが、
これらの間接的に「成功」を後押しする効果が強い。
だからこそ、サラリーマンにとって出版は「武器」なのです。
居酒屋で使うお金と時間は浪費ですが、自分の出版企画を考えるのは投資です。
あなたも武器を磨てみませんか?
2013/07/25著者は気をつけたい『自分病』とは?
こんにちは、樺木宏です。
さて、今日の記事タイトル「自分病」とはなんでしょうか?
これは、出版企画がなかなか決まらない人に共通する症状です。
・折角良いものをもっていながら、あと一歩のところで届かない。
・チャンスを得たのに、手からすり抜けて行ってしまう
これはもったいないですね。
なぜこのような事が起こるかというと、意識が「自分」に向いてしまっているから。
著者デビューというのは晴れの舞台ですから、当然自分の為に喜ぶべきなのですが、
あくまで本の主役は「読者」です。
読者が「自分の為の本だ」「自分にとってメリットがあるから欲しい」と思ってこそ、
売れる本になりますし、通る企画になるわけです。
ここを頭で分かっていても、心で分からなくなってしまうと、上記の「自分病」になってしまいます。
・こちらのタイトルの方が自分が良く見える
・こういう目次の方が自分らしい
・自分はこう書きたい
という考え、行動になってしまったら要注意。
よほどの企画力を持っている場合を除き、企画は売れない方向に流れていきます。
待っているのは、企画が通らないか、通っても中断する,売れない、という残念のオンパレードです。
商業出版に限らず、ビジネスは成功し始めたときにこうしたスキが生まれやすいもの。
チャンスを逃さないためにも、気をつけたいですね。