あなたも出版できる!心構え編
2013/07/23著者になれるかなれないかを分ける「気づき」の差とは?
こんにちは、樺木宏です。
さて、私が初めてお会いする方とは、商業出版の話だけではなく、
今までの経験の棚卸しと、今後のビジネスパーソンとしてのポジショニングの話題になることもしばしばです。
私からみれば、強みは明らかで経歴も魅力的、と言う事はよくあるのですが、
でも案の定
「それは気がつかなかった」
「そういわれてみれば、(この魅力的なキャラは)確かに自分自身だ・・・」
というようなリアクションも多いです。
本当に自分自身の強み、魅力、キャラ立ち、というものは本人では気づきにくいものですね。
本人は10年以上やっていて気づかず、他人の私が1時間話して分かってしまうのですから。
著者とそうでない人を分けるのは力量の差ではなく、この「気づきの差」だと思います。
本は極論すれば、最短3年の業務経験があれば、ノウハウ自体は書けるもの。
しかし「売れるかどうか」となれば、類書との差別化や強みのアピールが不可欠。
ぜひ「気づき」を得て、一気にステージを上げてくださいね。
2013/07/11あなたのノウハウを換金しましょう
こんにちは、樺木宏です。
今回の記事は、ズバリあなたのノウハウをお金に換える、です。
こう言うとなにやら生々しいようですが、実はごく普通の事を言っている
にすぎません。
なぜなら、「出版」も「セミナー」も、知識を売るビジネスだからです。
そこに権威があるか無いかの違いだけなのです。
以前、あるセミナーに出たとき、こんな事がありました。
Webマーケティングで収入を得る、という主旨のセミナーに、招待されて行ったのですが、
その内容について、HowTo(どのように?)の部分はしっかりとした内容だったのですが、
What(何を?)の部分では、「書店に行って、本を参考にしましょう」
という内容だったのです。
結構有名な方でちゃんと実績を持っている方でしたし、会場には数百人いたので、
決しておかしなセミナーではありませんが、
これでは換金できませんね。
一方、出版は自分は何を書くか(What)を究極まで突き詰めます。
さらに言えば、「何を、誰に、なぜ?」を考え、コンセプトをつくります。
「お金を出してでも欲しい!」と思われるほどのコンセプトを作る事ができるので、
・商業出版で著者デビューする事
・セミナー講師として活躍する事、
ができるのですね。
「知識をお金に換える」為に、
まずは、「コンセプトを作る能力」を磨きましょう。
その事が、あなたのビジネスを、強力にバックアップします。
2013/07/06焦って出版してはいけない理由
こんにちは、樺木宏です。
さて、過去プロデュースした本を見ていてつくづく感じるのは、
"良い本でも、露出が足りないと埋もれてしまう"
ということ。
逆に、内容が多少アレな本でも、お金をかけてガンガン露出すれば、
そこそこ売れる本になる、というのも、残念ながら事実です。
例えば、売れている本が何冊も出ている出版社は、宣伝広告に掛ける費用がとても多かったり、
書店に営業する部署の人が意欲的かつ多人数だったりします。
あるいは、著者が数百万円単位の出費をして販売促進をする事を、推奨する出版プロデューサーもいるようです。
出版関係者の中には、「ベストセラーになる本は、(広告やメディア露出を)仕掛けたものだけだ」
と言い切ってしまう人もいるくらいです。
中には、商業出版のノウハウをちょと勉強して、こうした事実を知り、
「お金をかけないと、自分をブランディングすることは出来ないのか・・・」
と意気消沈してしまう人もいるのではないでしょうか。
でも、本を出したい人の中には、多額の費用を掛けたくない、あるいは掛けられない人も当然います。
とうよりも、むしろ順番が逆で、
「高額の販促キャンペーンができるほど稼ぎたいので、本を出したいんだ」
というのがホンネではないでしょうか。
特に私は、
「人生で1冊目の出版を支援する」
「出版することで人生のステージを一段上げる」
というコンセプトで支援していますので、なおさらそうした声を、無視するわけには行きません。
では、どうするか。
自分の持っているリソースを最大限に活かし、ひたすら企画を、練り上げて行けば良いのです。
考えてみれば、いくら宣伝広告に費用をかけても、それは認知の初期段階だけの話。
本当に売れる本は、口コミやソーシャルメディアでの拡散、メディアからの取材という形など、
自費ではとてもできない規模で、自然に露出が増え、広まっていくものだからです。
例えば、ミリオンセラーは、ほとんどが新人著者の1冊目ばかりなのも、良い例ですね。
つまりは、「企画」さえ良ければ、本は売れますし、企画も十分通ります。
もちろん、最初の「認知のカベ」を越えるために、ある程度自費で販売促進をするのは有効ですが、
ムリしてまで行う必要はないでしょう。
逆に気をつけなければいけないのが、
「出せるからといって、十分な企画でもないのに、焦って出版してしまうこと」
こうなると、いくら宣伝に費用を掛けても、本の一瞬露出しただけで、あっという間に忘れられてしまいます。
1冊目の本が売れない、と言うことだと次の本も出版しづらくなったりもします。
よく、そうした本がいかにも「amazonキャンペーンです」という感じで数日ランクインし、
その後一気に100位圏外に飛んでいってしまうのを見かけますが、これは残念ですね。
中にはそうした事を繰り返さないと本が出せない、負のスパイラルにハマってしまっている人もいるようです。
そうした落とし穴に落ちない為にも、まずはじっくりと、腰をすえて企画を考案することをお勧めします。
他力本願ではなく、自分自身の企画力を高めていくことが、回り道のようでいて、実は成功への近道です。
焦って出版してしまうことは厳に慎みたいものですね。
2013/06/24出版社にスルーされてしまう人の"共通パターン"とは?
こんにちは、樺木宏です。
さて、一生懸命企画を考えたのに、編集者にじっくり読んでもらえる人と、スルーされてしまう人がいます。
絶対に前者の方がよいですよね。
でも、多くの人は後者になってしまうのです。
それはなぜか?
「知名度が無いから」
「差別化されていないから」
「独自性が無いから」
いろいろな答えが聞こえてきそうですが、実は答えはもっとシンプル。
「自分のことしか書いていない人」
の企画は読まれません。
なぜなら、商業出版では「読者がどれだけ多いか、そして深刻に悩んでいるか」が前提だから。
それが無いと、いくら素晴らしい内容の本でも、決して売れる事はありません。。
すると、続きは見るまでもない、とされてしまうのですね。
どこでそれを判断されるかと言うと、まずタイトル、そして企画概要の冒頭です。
つまり企画書の1枚目の上半分で、読者の数が多いこと、悩みが深刻なことに触れる必要があるのです。
極端な例を上げれば、自費出版に多い「わが半生」などのタイトルは、読者について全く触れていないので、
その時点でアウト。
おそらく1,2秒でスルーでしょう。
そこまで行かなくとも、
「○○の法則」の○○の部分が素人には意味の分からない専門用語になっていたり、
「○○する方法」の○○について、類書が全く無かったりすると、同様にスルーです。
この記事を読んでいるあなたには、折角書いた企画書がそんな残念なことにならないようにして下さいね。
そのためにも、
"今の時代に、多くの人が深刻に悩んでいること"
そこに焦点を当て、問題解決を志向しましょう。
自分では無く、相手に焦点を当ててあげる。
そうすれば、スルーされる事はありません。
2013/06/17全く同じような経験とノウハウを持っている2人の出版希望者が・・・
こんにちは、樺木宏です。
全く同じような経験とノウハウを持っている2人の著者を目指す出版希望が、
1人は商業出版に成功し、
もう1人はなかなか決まらない、
という風に、明暗が分かれる、ということがあります。
さらに言えば、
1年経ったときに、何冊も出版し、今後も出し続けるポジションを築いている人と、
1冊も出せていない人、に分かれることすらあります。
こうした事例を多く見聞きしてきた私としては、私の支援する人には、
ぜひ結果を出して欲しい!と思っています。
そのための今回の記事なのですが、
結論から言えば、両者の決定的な違いは、
「行動の量の差」
である事が多いです。
もちろん、ノウハウの質の差が大き過ぎる場合はこの限りではありませんが、
私の知る限り、往々にしてそういうケースはあまり多くない。
知識を知識のままでいさせている人と、
行動に移した人には、圧倒的な差が生まれます。
なぜなら、行動は、環境を変え、自信を変え、効率を変えるから。
だから最初はわずかな違いでも、行動している人の元には、
・支援してくれる人がさらに現れ、人脈とともにチャンスが増えたり
・すでに支援している人が肩入れしてくれ、採用確度がさらに高まったり
・自信がついて嬉しくなり、ますます企画考案、提案の行動の量が増えたり
・繰り返すことで上達し、企画の質が見違えるように向上したり
・同じ内容のことを短時間にこなせるので、企画の数が増えたり
します。
逆に行動していない人の知識は、どんどん薄れていきます。
人間は復習しないと3日で8割忘れる、という説もあるくらいです。
これらが、圧倒的な差が生まれる理由です。
ではどうするか?という事ですが、これはもう行動を習慣化してしまうのが一番ですね。
やる気になったらやる、ではつぎのやる気の波が10年後になってしまうかもしれないからです。
・歯を磨くように、企画を考える。
・短くても良いので、毎日やる。
これを行動に移しましょう。
その内に、ストレスが無くなり、特にやる気をださなくても自然に行動出来るようになります。