あなたも出版できる!心構え編
2013/08/12先に読者に与えましょう
こんにちは、樺木宏です。
どうやったら自分の商品・サービスが売れるのか?
どうやったら、人脈が広がって協力者が増えるのか?
意識の高いビジネスパーソンが常に抱える課題ですね。
これらの答えの1つとして、
「まず、自分から与える事」という原則があります。
つまり、先に与えれば、相手からも与えられる。
という事です。
これについては、多くのビジネス書の元ネタともなっている「影響力の武器」という本に詳しいです。
この本の中で著者のロバート・チャルディーニは「返報性のルール」という言葉で説明しています。
この事は、商業出版でも同様に当てはまります。
想像以上に良い内容で、本代以上の価値があった、と思ってもらえるから口コミが広がるのです。
さらには、著者の話を聞きたくなったり、別のサービスも受けたくなるのですね。
逆にやってはいけないのは、自分のビジネスの都合から、与えるものを制限してしまうこと。
本以上に単価の高いサービスを販売している人は、注意する必要があります。
(士業、コンサル、コーチのかたなら全員だと思いますが・・・)
その値段に比例して、本の内容を制限してしまう事があるからです。
例えば、
「セミナーはこの内容を○万円でやっているのに、たった千数百円の本で、こんなに書いてしまっては損なのでは?」
という考え方ですね。
これは典型的な、「目先の利益を追って損をする」考え方。
少なく与えれば、少なくしか返ってこないでしょう。
・商業出版する力量がありながら、企画が通らない。
・ベストセラーになるかもしれない内容が書けるのに、あまり売れない本になってしまう
という残念な事が起こるのは、これが原因です。
まずは読者に思い切り与えてしまいましょう。
この考え方が、あなたに大きなリターンをもたらしますよ。
2013/08/0140代ビジネスパーソンはスタート地点
こんにちは、樺木宏です。
皆さんは「メディアで活躍している人」と聞くと、
どのようなイメージをもたれるでしょうか?
やはり多いのは、スポーツ選手や俳優、タレントなどだと思います。
特にスポーツ選手などは活躍し始める年齢が若いこともあって、
「もうこんなに年下が活躍する時代か、それに引き換え自分は・・・」
などと寂しく思ったりすることは無いでしょうか?
また、転職を考えるとイヤでも意識させられるのが「35歳の壁」。
その年齢を超えると、急速に市場価値が下がってしまうアレですね。
「自分はもう落ち目なのか・・・」と思ってしまう人もいるのでは無いでしょうか?
これらは、全くの誤解です。
なぜなら、ビジネスパーソンのピークは遅く、活躍期間は長いからです。
例えば、サラリーマンは40代からが円熟期。
これまでに経験したこと、蓄えたノウハウを活かして、かつてないほど能力が高まっています。
その蓄積してきた能力で、かつてないほど世の中に貢献できるのです。
それを裏付けるように、ビジネス書等、ノンフィクション系の著者は、40歳前後から本を出し始める人が非常に多いです。
逆に、20代でこうしたジャンルで本を出せる人はあまりいません。
スポーツ選手へのおかしなコンプレックスなどは持つ必要はないのですね。
だから35歳で転職市場での価値が下がるというのも、考えて見ればおかしな事。
あなたの能力とは関係がありません。
また、ビジネスパーソンはは活躍期間が長いです。
例えば,セミナー講師として活躍する70歳代の人は、珍しくありません。
中には、年間100講演以上をこなし続けている方もいます。
ただ、残念ながら日本の企業文化では、せっかく蓄積した40代の高い能力を、
会社内では活かしきれない構造になっているのも事実。
そこで、「メディアによる情報発信」です。
すでにソーシャルメディアなど、昔からは考えられない手軽さで自分のメディアを持ち、
情報発信ができる時代。
その中でもやはり最高峰は、書籍を商業出版し、著者になることですね。
今日のまとめです。
ビジネスパーソンは、40歳を超えてからが円熟期。
ぜひピークを迎えたあなたのノウハウ・能力を活かし、世の中に有益な情報を
発信して行きましょう!
2013/07/29サラリーマンにとって出版は「武器」
こんちには、樺木宏です。
サラリーマンにとっては支出は増える一方で、収入の見通しは暗い今日この頃ですね。
しかし実際問題、収入減が会社からの給料しかなければ、
いかに不満があったり、不安があっても、打つ手がありません。
せいぜい、会社にしがみつく手に力を込めるくらいが関の山。
これでは寂しいですね。
かつての私自身もそうでした。
だからこそ私のビジネスは、そこに「サラリーマンから自由になるという選択肢」
を提供するためにあります。
「著書」と「自分のビジネス」があれば経済的に会社に頼らなくてよくなるからです。
私の身の回りでも、本を出したことで自分だけで稼げるようになり、独立起業できた人は多過ぎて数えきれません。
本は、ただ紙にインクが乗っているものではありません。
その本質は、著者のもっとも世の中に役立つ価値を見いだし、多くの読者に伝える事にあります。
だから、ただ名前が売れるだけではなく、もっと問題解決をして欲しいと願うファンが出来る。
そこにサービスを提供すれば、信頼関係がすでにある状態でスタート出来るので、ビジネスが
軌道に乗るのです。
また、著者という立ち位置は、知識を売るタイプのビジネスとの相性がよい。
だから企画そのままのコンセプトでビジネスが立ち上がります。
士業、コンサル、カウンセラー、コーチ、といった職種の人々が、本を出した途端に軌道に乗る事が多いのはこの為です。
出版自体の直接的な印税収入自体は、それだけで食って行ける額ではないのですが、
これらの間接的に「成功」を後押しする効果が強い。
だからこそ、サラリーマンにとって出版は「武器」なのです。
居酒屋で使うお金と時間は浪費ですが、自分の出版企画を考えるのは投資です。
あなたも武器を磨てみませんか?
2013/07/25著者は気をつけたい『自分病』とは?
こんにちは、樺木宏です。
さて、今日の記事タイトル「自分病」とはなんでしょうか?
これは、出版企画がなかなか決まらない人に共通する症状です。
・折角良いものをもっていながら、あと一歩のところで届かない。
・チャンスを得たのに、手からすり抜けて行ってしまう
これはもったいないですね。
なぜこのような事が起こるかというと、意識が「自分」に向いてしまっているから。
著者デビューというのは晴れの舞台ですから、当然自分の為に喜ぶべきなのですが、
あくまで本の主役は「読者」です。
読者が「自分の為の本だ」「自分にとってメリットがあるから欲しい」と思ってこそ、
売れる本になりますし、通る企画になるわけです。
ここを頭で分かっていても、心で分からなくなってしまうと、上記の「自分病」になってしまいます。
・こちらのタイトルの方が自分が良く見える
・こういう目次の方が自分らしい
・自分はこう書きたい
という考え、行動になってしまったら要注意。
よほどの企画力を持っている場合を除き、企画は売れない方向に流れていきます。
待っているのは、企画が通らないか、通っても中断する,売れない、という残念のオンパレードです。
商業出版に限らず、ビジネスは成功し始めたときにこうしたスキが生まれやすいもの。
チャンスを逃さないためにも、気をつけたいですね。
2013/07/23著者になれるかなれないかを分ける「気づき」の差とは?
こんにちは、樺木宏です。
さて、私が初めてお会いする方とは、商業出版の話だけではなく、
今までの経験の棚卸しと、今後のビジネスパーソンとしてのポジショニングの話題になることもしばしばです。
私からみれば、強みは明らかで経歴も魅力的、と言う事はよくあるのですが、
でも案の定
「それは気がつかなかった」
「そういわれてみれば、(この魅力的なキャラは)確かに自分自身だ・・・」
というようなリアクションも多いです。
本当に自分自身の強み、魅力、キャラ立ち、というものは本人では気づきにくいものですね。
本人は10年以上やっていて気づかず、他人の私が1時間話して分かってしまうのですから。
著者とそうでない人を分けるのは力量の差ではなく、この「気づきの差」だと思います。
本は極論すれば、最短3年の業務経験があれば、ノウハウ自体は書けるもの。
しかし「売れるかどうか」となれば、類書との差別化や強みのアピールが不可欠。
ぜひ「気づき」を得て、一気にステージを上げてくださいね。