あなたも出版できる!心構え編
2013/07/29サラリーマンにとって出版は「武器」
こんちには、樺木宏です。
サラリーマンにとっては支出は増える一方で、収入の見通しは暗い今日この頃ですね。
しかし実際問題、収入減が会社からの給料しかなければ、
いかに不満があったり、不安があっても、打つ手がありません。
せいぜい、会社にしがみつく手に力を込めるくらいが関の山。
これでは寂しいですね。
かつての私自身もそうでした。
だからこそ私のビジネスは、そこに「サラリーマンから自由になるという選択肢」
を提供するためにあります。
「著書」と「自分のビジネス」があれば経済的に会社に頼らなくてよくなるからです。
私の身の回りでも、本を出したことで自分だけで稼げるようになり、独立起業できた人は多過ぎて数えきれません。
本は、ただ紙にインクが乗っているものではありません。
その本質は、著者のもっとも世の中に役立つ価値を見いだし、多くの読者に伝える事にあります。
だから、ただ名前が売れるだけではなく、もっと問題解決をして欲しいと願うファンが出来る。
そこにサービスを提供すれば、信頼関係がすでにある状態でスタート出来るので、ビジネスが
軌道に乗るのです。
また、著者という立ち位置は、知識を売るタイプのビジネスとの相性がよい。
だから企画そのままのコンセプトでビジネスが立ち上がります。
士業、コンサル、カウンセラー、コーチ、といった職種の人々が、本を出した途端に軌道に乗る事が多いのはこの為です。
出版自体の直接的な印税収入自体は、それだけで食って行ける額ではないのですが、
これらの間接的に「成功」を後押しする効果が強い。
だからこそ、サラリーマンにとって出版は「武器」なのです。
居酒屋で使うお金と時間は浪費ですが、自分の出版企画を考えるのは投資です。
あなたも武器を磨てみませんか?
2013/07/25著者は気をつけたい『自分病』とは?
こんにちは、樺木宏です。
さて、今日の記事タイトル「自分病」とはなんでしょうか?
これは、出版企画がなかなか決まらない人に共通する症状です。
・折角良いものをもっていながら、あと一歩のところで届かない。
・チャンスを得たのに、手からすり抜けて行ってしまう
これはもったいないですね。
なぜこのような事が起こるかというと、意識が「自分」に向いてしまっているから。
著者デビューというのは晴れの舞台ですから、当然自分の為に喜ぶべきなのですが、
あくまで本の主役は「読者」です。
読者が「自分の為の本だ」「自分にとってメリットがあるから欲しい」と思ってこそ、
売れる本になりますし、通る企画になるわけです。
ここを頭で分かっていても、心で分からなくなってしまうと、上記の「自分病」になってしまいます。
・こちらのタイトルの方が自分が良く見える
・こういう目次の方が自分らしい
・自分はこう書きたい
という考え、行動になってしまったら要注意。
よほどの企画力を持っている場合を除き、企画は売れない方向に流れていきます。
待っているのは、企画が通らないか、通っても中断する,売れない、という残念のオンパレードです。
商業出版に限らず、ビジネスは成功し始めたときにこうしたスキが生まれやすいもの。
チャンスを逃さないためにも、気をつけたいですね。
2013/07/23著者になれるかなれないかを分ける「気づき」の差とは?
こんにちは、樺木宏です。
さて、私が初めてお会いする方とは、商業出版の話だけではなく、
今までの経験の棚卸しと、今後のビジネスパーソンとしてのポジショニングの話題になることもしばしばです。
私からみれば、強みは明らかで経歴も魅力的、と言う事はよくあるのですが、
でも案の定
「それは気がつかなかった」
「そういわれてみれば、(この魅力的なキャラは)確かに自分自身だ・・・」
というようなリアクションも多いです。
本当に自分自身の強み、魅力、キャラ立ち、というものは本人では気づきにくいものですね。
本人は10年以上やっていて気づかず、他人の私が1時間話して分かってしまうのですから。
著者とそうでない人を分けるのは力量の差ではなく、この「気づきの差」だと思います。
本は極論すれば、最短3年の業務経験があれば、ノウハウ自体は書けるもの。
しかし「売れるかどうか」となれば、類書との差別化や強みのアピールが不可欠。
ぜひ「気づき」を得て、一気にステージを上げてくださいね。
2013/07/11あなたのノウハウを換金しましょう
こんにちは、樺木宏です。
今回の記事は、ズバリあなたのノウハウをお金に換える、です。
こう言うとなにやら生々しいようですが、実はごく普通の事を言っている
にすぎません。
なぜなら、「出版」も「セミナー」も、知識を売るビジネスだからです。
そこに権威があるか無いかの違いだけなのです。
以前、あるセミナーに出たとき、こんな事がありました。
Webマーケティングで収入を得る、という主旨のセミナーに、招待されて行ったのですが、
その内容について、HowTo(どのように?)の部分はしっかりとした内容だったのですが、
What(何を?)の部分では、「書店に行って、本を参考にしましょう」
という内容だったのです。
結構有名な方でちゃんと実績を持っている方でしたし、会場には数百人いたので、
決しておかしなセミナーではありませんが、
これでは換金できませんね。
一方、出版は自分は何を書くか(What)を究極まで突き詰めます。
さらに言えば、「何を、誰に、なぜ?」を考え、コンセプトをつくります。
「お金を出してでも欲しい!」と思われるほどのコンセプトを作る事ができるので、
・商業出版で著者デビューする事
・セミナー講師として活躍する事、
ができるのですね。
「知識をお金に換える」為に、
まずは、「コンセプトを作る能力」を磨きましょう。
その事が、あなたのビジネスを、強力にバックアップします。
2013/07/06焦って出版してはいけない理由
こんにちは、樺木宏です。
さて、過去プロデュースした本を見ていてつくづく感じるのは、
"良い本でも、露出が足りないと埋もれてしまう"
ということ。
逆に、内容が多少アレな本でも、お金をかけてガンガン露出すれば、
そこそこ売れる本になる、というのも、残念ながら事実です。
例えば、売れている本が何冊も出ている出版社は、宣伝広告に掛ける費用がとても多かったり、
書店に営業する部署の人が意欲的かつ多人数だったりします。
あるいは、著者が数百万円単位の出費をして販売促進をする事を、推奨する出版プロデューサーもいるようです。
出版関係者の中には、「ベストセラーになる本は、(広告やメディア露出を)仕掛けたものだけだ」
と言い切ってしまう人もいるくらいです。
中には、商業出版のノウハウをちょと勉強して、こうした事実を知り、
「お金をかけないと、自分をブランディングすることは出来ないのか・・・」
と意気消沈してしまう人もいるのではないでしょうか。
でも、本を出したい人の中には、多額の費用を掛けたくない、あるいは掛けられない人も当然います。
とうよりも、むしろ順番が逆で、
「高額の販促キャンペーンができるほど稼ぎたいので、本を出したいんだ」
というのがホンネではないでしょうか。
特に私は、
「人生で1冊目の出版を支援する」
「出版することで人生のステージを一段上げる」
というコンセプトで支援していますので、なおさらそうした声を、無視するわけには行きません。
では、どうするか。
自分の持っているリソースを最大限に活かし、ひたすら企画を、練り上げて行けば良いのです。
考えてみれば、いくら宣伝広告に費用をかけても、それは認知の初期段階だけの話。
本当に売れる本は、口コミやソーシャルメディアでの拡散、メディアからの取材という形など、
自費ではとてもできない規模で、自然に露出が増え、広まっていくものだからです。
例えば、ミリオンセラーは、ほとんどが新人著者の1冊目ばかりなのも、良い例ですね。
つまりは、「企画」さえ良ければ、本は売れますし、企画も十分通ります。
もちろん、最初の「認知のカベ」を越えるために、ある程度自費で販売促進をするのは有効ですが、
ムリしてまで行う必要はないでしょう。
逆に気をつけなければいけないのが、
「出せるからといって、十分な企画でもないのに、焦って出版してしまうこと」
こうなると、いくら宣伝に費用を掛けても、本の一瞬露出しただけで、あっという間に忘れられてしまいます。
1冊目の本が売れない、と言うことだと次の本も出版しづらくなったりもします。
よく、そうした本がいかにも「amazonキャンペーンです」という感じで数日ランクインし、
その後一気に100位圏外に飛んでいってしまうのを見かけますが、これは残念ですね。
中にはそうした事を繰り返さないと本が出せない、負のスパイラルにハマってしまっている人もいるようです。
そうした落とし穴に落ちない為にも、まずはじっくりと、腰をすえて企画を考案することをお勧めします。
他力本願ではなく、自分自身の企画力を高めていくことが、回り道のようでいて、実は成功への近道です。
焦って出版してしまうことは厳に慎みたいものですね。