不安が消える、知識武装編
2023/02/23すごい経歴は必要ない
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
商業出版で本を出そうとすると、
「もっとすごい実績が必要なのでは...」
と思いがちですが、あなたはいかがでしょうか?
結論から言えば、その考えは半分正しく、半分間違っています。
正しい部分というのは、
その専門知識を語る上で、必要最低限の経験や実績は必要、ということです。
ただあくまで必要最低限であって、
決してすごい必要はありません。
そして間違っている部分というのは、
「すごい実績なら、読者が受け入れてくれるだろう」
というものです。
これはむしろ逆のことが多い。
なぜなら、実績がすごければすごいほど、
「この人だから出来るのであって、自分には同じことをするのは無理だろう」とか、
「上から目線でお説教されたらイヤだな」など、
警戒してしまうものだからです。
逆に、「自分はこの程度でした」とカミングアウトしてしまったほうが、
「自分にもできそうだ」と感じてもらいやすいものです。
いかがでしょうか。
言い換えると、自分が受け入れてもらえるかどうかを気にすることは、
読者目線で企画を考えることとは関係がないのですね。
商業出版では、あくまで読者が主役。
そこで励まし、促し、再現性を高めてあげれば本の魅力も格段にアップしますよ。
ご参考になれば幸いです。
2023/02/16趣味は商業出版のテーマになりうるか?
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
商業出版で本を出そうとすると、まずは自分の仕事をテーマにすることを考えますね。
たとえば、
医師であれば、健康本。
ビジネスパーソンであればビジネス書。
法律の専門家であれば、その実用書。
などなどです。
一方、趣味はなかなか本のテーマにはならないと言われています。
というのも、商業出版の本は読者の問題解決のために書くためで、
仕事であれば何らかの形で他者に貢献していますが、
趣味は自分のためにやるものですから、読者のためになりにくいのです。
と、ここまでは一般論ですが、
私の考えはちょっと違っていまして、
「仕事と趣味をかけあわせると、いい本になる」
と考えています。
なぜなら、自分の仕事をテーマに本を書きたいという人は多すぎて、
似たような本がすでにたくさん出ているからです。
出版社は後から似たような本を出しても売れないと考えますから、
なかなか企画が通らないか、通っても売れない本になりやすいのです。
一方、趣味はというと、確かにそのままでは読者のメリットになりにくいのですが、
その過程で培われた経験やエピソード、考え方などは活かせます。
むしろあなたならではのオリジナリティがある、強みとも言えるのです。
こうして、
「読者ニーズはあるが、差別化できていない」仕事のテーマと、
「読者ニーズは無いが、差別化できている」趣味のテーマを組み合わせると、
「読者ニーズがあり、かつ差別化もできてきる」本が生まれる可能性があるのですね。
たとえば一例を挙げますと、
拙著「幸せになりたければ ねこと暮らしなさい」は、
そうした組み合わせの例になります。
「ねこが好き」という趣味の領域と、
「いろいろな本に接している」という仕事の知見を組み合わせて、
「ねこと暮らすことの素晴らしさを、いろいろな知見から説明する本」
になっています。
このように組み合わせることによって、
読者ニーズと差別化を両立することもできるのですね。
ちなみにこの本は10万部近いベストセラーになりましたので、
商業出版としても通用する考え方なのは実証済みです。
いかがでしょうか。
趣味はそのままでは出版のテーマにはなりませんが、
組み合わせて使えばとても強力な著者の武器になりますよ。
ご参考になれば幸いです。
2023/02/09本を書くことは、お説教の真逆です
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
商業出版の著者というと、一般的には「なにやらすごい専門家」というイメージがありますね。
実は、それはあなたが本を出すレベルに至った後でも同じです。
過去のイメージが自分の中にあるので、
「正しい内容を、権威を持って伝えよう」
と、つい肩に力が入ってしまいがちなのです。
その結果どうなるかというと、
「良い内容なんだけど、上からお説教されているような気になる」
「正確なんだけど、、今一つわかりにくい、腹落ちしない」
という印象を読者に与えてしまいます。
一方、商業出版ではライバル著者がしのぎを削っていて、
書店には親切で親しみやすい本が溢れています。
そうなると、読者はそちらの本を手に取るでしょうし、
そう考えた出版社は企画をなかなか通してくれない、ということになってしまうのです。
そうならない為には、
「著者」「本を出す」
といった言葉へのイメージを変えてしまうのがおすすめです。
権威があるからといって、親しみやすくてはいけないわけではありません。
考えてみれば、書籍といえども、結局は読者と著者のコミュニケーションです。
コミュニケーションなのであれば、
「親しみやすく、親切で、相手の気持ちを想像しながら伝える」
のは、仲良くなる上では当然の工夫ですね。
そうやって読者と仲良くなる行為が、売れる本を書くということです。
いかがでしょうか?
「正しい内容を、権威を持って伝えよう」とするのではなく、
「親しみやすく、親切で、相手の気持ちを想像しながら伝える」ことで、
あなたの著者としての印象も、生みだすコンテンツも、
ガラリと変わること請け合い。
ご参考になれば幸いです。
2023/02/02こんな人が著者としてうまくいく
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
時代が変わると、売れるものも変わりますね。
それは商業出版も同じです。
たとえば全く同じ内容の本を、改装して出し直しただけで、
重版もかからなかった本が10万部超のベストセラーになるなど、
ぜんぜん売れなかった本が、ベストセラーに変わったりします。
だから今企画が通らないからといって、そう悲観することもありません。
時代が変われば通る可能性だってありますし、
企画内容を卑下する必要もない、ということです。
止まった時計の針も、1日に1回は必ず正確な時間を指します。
時代にとらわれない自分の考えをしっかりと骨太に主張することも、
また大切ですね。
とはいえ、時代の空気を読んでそれに合った企画を立てることで、
打率が上がるのも事実。
先の骨太な主張にしても、あえて時代の流れに逆張りすることで、
もともとインパクトのある主張が、時代性を得てさらに勢いがつくこともあります。
そう考えると、著者として活躍しやすい人は、
時代の流れを見つつ、
自分の骨太の主張を持っている人。
柔軟さとこだわりを両立していけば、
内容はそのまま、表現面を時代に合わせてアレンジすることで、
長く本を出し続けつつ、かつ売れる本もコンスタントに出すことができます。
ご参考になれば幸いです。
2023/01/19高い集中力に"ねこの邪魔"が役立つ!?
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
商業出版の企画考案や執筆に限りませんが、
仕事には「集中力」が大切ですね。
いくら能力があっても集中力を欠いてはいいアウトプットは出せないものです。
さてその集中力ですが、昔は45分くらいしか続かないと言われていました。
学校の授業もそうした前提で時間が決まっていたのだと思います。
でも近年は、もっと短いという説もあり、
15分〜25分程度で休憩をいれる「ポモドーロ・テクニック」なるノウハウも、
けっこう有名になってきています。
私もいろいろ試してみましたが、よほどコンディションがよいときは別として、
15分程度で短めに切り上げてこまめに休憩をいれたほうが、
結果的に集中力が長時間持続する体感がありました。
そもそもアイデアも、机の上ではいいものは出ません。
リラックスしているとき、
振動に揺られているとき、
そうしたときによいアイデアが出ることは、
日本でも江戸時代から「三上(さんじょう)」という言葉で伝わっています。
そう考えてくると、
朝から長時間拘束いて机と椅子を用意して...
という仕事のスタイルは、非合理的。
「仕事時間中はずっと集中!」などと非現実的な常識は脇に置いておいて、
自分自身でペースをつくることが大切ですね。
先に挙げたポモドーロ・テクニックを元にしたタイマーアプリなども多く出ているので、
気になった方は試してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、私はねこが8匹いる環境で仕事していますので、
ちょうどよい感じに邪魔しに来てくれます。
おかげさまで(?)、毎日自分の仕事のペースがつくれている、今日このごろです。