不安が消える、知識武装編
2021/08/26書くネタは、必ずあります
こんにちは、保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
お話していると、
「本を書きたいけど、1冊分になるほどのネタはないんですが・・・」
という人に良く会います。
また、「何冊か出してネタが尽きてきた・・・」と感じている人も、多くいます。
あなたどうでしょうか?
結論から言いますと、それは勘違いです。
勘違いといって語弊があるなら、
「スキルの問題を、自分の資質のせいにしている」
といってもいいでしょう。
なぜなら、
気づいていないだけだからです。
もしくは、たくさんのネタをもっているのに、
忘れているだけなんですね。
その証拠に、「ネタがない」といっていた方の多くが、
その後商業出版で本をだすことに成功しているだけでなく、
何冊も出し続けています。
ではなぜ、こうした勘違いが起きるのか?
それは、
「今の記憶」
だけで判断してしまっているからです。
要は、忘れているだけなんですね。
手順を追って記憶を引き出しさせすれば、
あなたの中には、自分でも気づいていない厖大な情報や感情が埋もれています。
それを分類し、
階層を並び替えて、
方向性を考え、
不足部分を追加する。
こうしたスキルを使えば、
ネタはいくらでも出てくるのですね。
さらに言えば、
「こういうテーマで書けるのではないでしょうか?」
という提案を、私の方からすることも多々あります。
そうすると、
「あっ、それ書けます」
となることもしばしば。
そして、
「こんな切り口は考えても見ませんでした」
と言われることも多いのですね。
いかがでしょうか?
あなたは、執筆のネタを沢山持っています。
だから、自分自身の知識を今の記憶だけで判断するのはやめましょう。
信頼すべきは、今の記憶ではなく、過去の記憶も含めた全体。
あなたのネタは、本になる日をまって待機していてくれるのですね。
ネタが無いと思ってしまったら、思い出してみてください。
ご参考になれば幸いです。
2021/08/19本を出すと、自分が3倍教わることになる!?
こんにちは、保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
こんな言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
「人に教えると、自分の方が3倍教わる」
というものです。
アウトプットすることで、自分の頭の中が整理されます。
アウトプットされたものを再度見ることで、
違った角度から理解を深めることもできます。
これを脳から「外在化する」といいます。
それを繰り返すことで、「A→B」といった単純な記憶ではなく、
あらゆる場面で柔軟に応用可能になってきます。
そうやって柔軟になると、全く別のノウハウとも共通点が見出しやすくなり、
俯瞰でものごとを理解しやすくなります。
かのレオナルド・ダ・ヴィンチは、絵画や建築、数学、物理学をはじめ、
数多くの分野で超一流だった人物ですが、
「それらの本質はみな同じ」
という意味の言葉を残しているそうです。
このようなメリットがあるので、
俗に「3倍教わる」と言われているのだと思います。
そして、数あるアウトプットの中でも、
ある意味最も高いレベルを求められるのが商業出版の書籍です。
あなたの強みを活かして徹底的にアウトプットしますし、
それが読者に伝わりやすいよう、しっかり体系化もします。
既存の本と比べられて、差別化も求められます。
それだけに、上記に挙げたようなメリットも、
格段に得るものが多いのですね。
こうした出版のメリットに比べたら、
印税などはほんのおまけといってもいいほどです。
とても大事だけど、あまり知られていない著者のメリット。
ご参考になれば幸いです。
2021/07/29出す本のテーマを、柔軟に変える時代
こんにちは、保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
少し前に話題になったのが、
「ワーク・シフト」という本ですね。
企業の寿命は短くなる一方で、人の寿命は伸びていく。
だから仕事を次々と変え、専門領域もアップデートし続ける必要がある、
という本でした。
昔の日本では、1つの会社に一生勤めるのが普通とされていましたし、
転職しつつも、1つの仕事で一生食っていける時代でもありました。
そんな時代が終わり、仕事に対する考え方も根底から変えなければいけなくなった。
そんな事実を突きつけた本で、ベストセラーになりました。
なぜこの話をしたかというと、
著者にも同じことが言えるからです。
昔は、1つか2つのテーマでずっと本を出していくことが、普通でした。
でもこれからは、違います。
時代の変化に合わせて、
あるいは読者の変化に合わせて、
多様化する嗜好に合わせて、
著者もテーマを変え、専門領域をアップデートし続けていく必要があるのですね。
言い方は悪いですが、
それができないと「過去の著者」にすぐなってしまうのが、
これからの時代なのです。
とはいえ、気をつけたいことはあります。
テーマの幅を広げたいからといって、
今の流行りを追いかけて、目先をちょっと変えた本を後追いで出してみても、
肝心の中身が追いつきません。
そうした本を出し続けていては、
「その他大勢」の中に、徐々に埋もれていってしまうでしょう。
そうならない為には、
「片足だけ、自分ならではのテーマを持っておくこと」です。
そこは不動の、確固たるテーマをもっておき、
もう一方の空いた手で、流行のテーマと、組み合わせる。
そうやっていけば、ブランド力をすり減らすことなく、
浅く見られることもなく、
時代に合わせてテーマを広げていくこともできます。
そして組み合わせるためには、
「自分の強みは、要するに何をするということなのか」
といった、抽象思考も必要不可欠。
変化の時代になればなるほど、
大切なのは、
目先のハウツー(戦術)ではなく、
その背後にある著者戦略なのですね。
あなたが変化のの時代に、ますます活躍し続けるための、
ご参考になれば幸いです。
2021/07/29出す本のテーマを、柔軟に変える時代
こんにちは、保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
少し前に話題になったのが、
「ワーク・シフト」という本ですね。
企業の寿命は短くなる一方で、人の寿命は伸びていく。
だから仕事を次々と変え、専門領域もアップデートし続ける必要がある、
という本でした。
昔の日本では、1つの会社に一生勤めるのが普通とされていましたし、
転職しつつも、1つの仕事で一生食っていける時代でもありました。
そんな時代が終わり、仕事に対する考え方も根底から変えなければいけなくなった。
そんな事実を突きつけた本で、ベストセラーになりました。
なぜこの話をしたかというと、
著者にも同じことが言えるからです。
昔は、1つか2つのテーマでずっと本を出していくことが、普通でした。
でもこれからは、違います。
時代の変化に合わせて、
あるいは読者の変化に合わせて、
多様化する嗜好に合わせて、
著者もテーマを変え、専門領域をアップデートし続けていく必要があるのですね。
言い方は悪いですが、
それができないと「過去の著者」にすぐなってしまうのが、
これからの時代なのです。
とはいえ、気をつけたいことはあります。
テーマの幅を広げたいからといって、
今の流行りを追いかけて、目先をちょっと変えた本を後追いで出してみても、
肝心の中身が追いつきません。
そうした本を出し続けていては、
「その他大勢」の中に、徐々に埋もれていってしまうでしょう。
そうならない為には、
「片足だけ、自分ならではのテーマを持っておくこと」です。
そこは不動の、確固たるテーマをもっておき、
もう一方の空いた手で、流行のテーマと、組み合わせる。
そうやっていけば、ブランド力をすり減らすことなく、
浅く見られることもなく、
時代に合わせてテーマを広げていくこともできます。
そして組み合わせるためには、
「自分の強みは、要するに何をするということなのか」
といった、抽象思考も必要不可欠。
変化の時代になればなるほど、
大切なのは、
目先のハウツー(戦術)ではなく、
その背後にある著者戦略なのですね。
あなたが変化のの時代に、ますます活躍し続けるための、
ご参考になれば幸いです。
2021/07/15既存のテーマ・カテゴリーの枠を、ちょっと超えよう
こんにちは、保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
最近の本をみていて思うのは、
「本のテーマやカテゴリーが、混ざっている本が増えてきている」
ということです。
たとえば、ビジネス書と健康本。
昔はそれぞれが別のもので、
置かれる書店の棚も明確に違いました。
でも最近は、
「ビジネスのパフォーマンスを上げるための食事の本」
などを目にすることも、
まったく珍しくなくなりました。
あるいは、心のケアとダイエット。
これも昔は完全に別のものでしたが、
最近だと、
「うつを消すための食事」
などもベストセラーとなり、
類書も多くでていますね。
このようなことから、
「本のテーマやカテゴリーが、混ざっている本が増えてきている」
ように思っています。
この背景にあるのは、
「原因をたどっていくと、結局カラダの問題だった」
ということが、増えてきているからでしょう。
健康やダイエットがカラダの問題なのは当然ですが、
脳のパフォーマンスもカラダの問題、だからビジネス書も食事や運動の話が入ってくる。
心のケアもカラダの問題。だからメンタル系の本にも栄養素やサプリメントの話が入ってくる。
ということなのですね。
いいかえれば、
ビジネスや心理学関係の専門家こそ、
最新の栄養学や人体生理学の知識を仕入れていくこと。
そうすることで、ライバル著者に一歩先んじることが出来る可能性も高まり、
またクライアントや読者に、より価値の高いサービスを提供できる可能性も高まる。
そう言えるのではないでしょうか。
次々と類書が現われ、淘汰される商業出版の市場こそ、
あなたのブランド力を磨くヒントに溢れています。
ご参考になれば幸いです。