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出版ノウハウ無料公開ブログ

不安が消える、知識武装編

2013/06/05やはり押さえたい、マインドマップ


こんにちは、樺木宏です。


私は字が下手だったので、文字を書くのが苦痛でした。

だからその昔、Windows95で初めてやったのは、ブラインドタッチを覚えること。

これを覚えたら、文字を書く機会が減って、苦痛から逃れられると思ったんですね。

そのおかげで、パソコンで仕事をすることが、どれだけラクに、かつ早くなったから分かりませんし、

つかえなかった時代にはもう決して戻れません(笑)

これはあなたにも、同意してもらえると思いますが、いかがでしょうか?


そして私が今、ブラインドタッチと同じくらい、必須の技術だなぁと思うのが、マインドマップです。

マインドマップとは、トニー・ブザンという人が開発した、脳の機能を模したノート術にして、思考技術。

というと、なにやらものものしいのですが、要は中心に1つ何か書いて、回りに広げていく書き方です。


これの何が良いかというと、思考の下手な自分を、サポートしてくれるのです。

その結果として、出版企画やセミナーやブログやメルマガや・・・・・要するに情報発信の全てが、

ラクに、かつ早くなりました。

もともと知的エリートでもなんでもない凡人の私ですが、まがりなりにも知的生産の職業で生活しているのも、

こうした便利なツールのサボートがあってこそです。

例えば、普通にメモっているつもりでも、マインドマップでやっておけば、後で加工や再構成、編集が格段にラク。

今まで通りの労力でも、「いつのまに企画が出来たの!?」「自分が話したとは思えない出来だ」といわれる事もしばしば。


でも考えてみれば、ブラインドタッチだって、出来ない頃は何かすごいことをやっているように見えました。

マインドマップも同じで、これが普通になれば、誰だって質の高いコンテンツが作れるのですね。

最近では多くの人がつかっているマインドマップ。

もともと思考力のすごい人がつかったら、もっとすごいことになります。

これは、試して見ない手はありませんね。

 

2013/06/05編集者との出会い、よりも大切な事

こんにちは、樺木宏です。

さて、あなたは、本を出す為には、

「編集者との出会い」と思っていませんか?

おそらく、多くの人が頷かれるのではないでしょうか。

私の回りでも本を出したい、という方は結構いますが、皆さん同じようなイメージを持っているようです。

でも実は、もっと大切だが、出版業界関係者者があまり語らないことが1つあります。


それは、「今までの環境」です。

もう少し具体的に言えば、

「今は本を出せる力量が無くても、成長して出せるようになってしまえる環境」

が大切なのです。


というのも、出版社がやることは「最後の一押し」だからです。

出版業界は「今、売れなければいけない」業界ですから、中長期の著者育成が苦手。

というか、編集者は売れっ子ほど忙しく、その時間もありません。

出版プロデューサー側も、多くの人が編集者出身ですから「じっくり成長につきあう」

という人は非常にすくないですね。

悪いいい方をすると、「すぐに本を出せそうな人を、刈り取る」という空気が主流なのがこの業界です。

私はこうした風潮はあまり好きではありません。

しかし、「これから成長できる場」にいれば、今は出せない人でも、続々著者が生まれます。

実際私が支援している例でいえば、

サラリーマンばかりで、起業していない人がほとんどの会員組織でも、毎年20冊以上

出版が決まっていたり、

最初は、「本を出すなんて考えててもみなかった」という人ばかりの10人くらい

も勉強会でも、数ヶ月で4冊決まったり、ということが起きています。


これらの共通点は、「代表の権威で派手に集めて刈り取る」のではなく、

「地味だが確実な成長」がある場所ということです。

そうした場に身を置かないと、たとえ1冊、2冊本が出せても、ネタが尽きて限界がきます。

5冊以上書いている人は、こうした「成長」ということの大切さが分かっているので、

そういうコミュニティに属しているものです。


だから、本を出そうと思ったら、編集者と知り合いになろうとか、

出版プロデューサーを選ぼうとか思う前に、まずは「成長できる場」を、

探すことが大切なのですね。

この業界もいろいろな人がいるので、こうした中長期での目の付け所が重要です。

 

2013/06/04あなたを批判するチームをつくった方が良い!?

こんにちは、樺木宏です。

さて、今日シェアしたいノウハウは、「批判」について。

出来れば批判などされたくないですよね?

私はそうですし、それはあなたも同じかと思います。

でもこと「企画」に関しては、批判がとても有益なシーンが多いのです。


それを裏付けるかのように、ベストセラーを何冊も出しているような著者は、

自分の「ブレーン」ともいうべき、チームを持っています。

そこでは、忌憚の無い意見が交わされ、たとえ有名著者といえども容赦なくダメ出しされます。


なぜこんな事をしているかというと、その理由は3つあります。

1つは、やはり自分の事は、自分では見えにくいから。

傍から見れば明らかな強みでも、死角にはいって本人は自覚できない、なんてことはしょっちゅうです。


2つ目は、情報収集の「量」が単純に増えるから。

一人で本やWeb、新聞インプットにいそしむより、それらを持ち寄ってシェアしたほうが

圧倒的に効率がよいですね。


3つ目は、発想の角度が違うから。

同じような趣味志向の人ばかり集めてもあまり変わりませんが、

まったく違う考え方を持つ人があつまれば、多くの視点から見ることが出来、

立体的に深堀できますね。


ここで大切なことは、「忌憚の無い意見交換」ということ。

上下関係があったりしては、効果も半減。

自分自身のカベを破り、質の高いコンテンツをつくり続けたい方の、

ヒントになれば嬉しいです。

 

2013/05/30凄いアイデアが勝手にたまっていく習慣とは?

こんにちは、樺木宏です。


さて、日常の中で、

「いいアイデアを思いついた!」

「いい事を聞いた!」

「いい本を読んだ!」

と思う事、ありますよね。

いわゆる「気づき」です。


知的生産に関わるビジネスパーソンとしては、大事にしたい所ですが、

「後で思い出そうとしても忘れてしまった」

と言うことも、ありがちですよね。


記憶を過信すると、せっかくのアイデアを取りこぼしてしまいます。

というのも、自分が思っている以上に、人は忘れる生き物だからですね。

「忘却曲線」で有名な心理学者のヘルマン・エビングハウスによれば、

記憶は20分後には、42%を忘れ、1日後には、74%を忘れるそうです。


そうならない為に有効なのは、2点です。

・すぐメモを取ること

・後で読み返せるようにすること

ですね。


これらは当たり前のことではありますが、実行出来ている人が少ないのもこの分野。

ついつい面倒くさくなり、先送りにしがちだからです。

そこで有効なのは「習慣化」です。


例えば、メモ。

常日頃持ち歩くスマートフォンや携帯で、メモしたり、音声を吹き込むと有効です。

とくに画面に手書きで書ける「SpeedText」というアプリは、

2タッチくらいで自分のメールなどに転送できて便利です。


また、後で読み返す為には、「どこにあるかが分かる」事が大前提。

そこで、一括して情報を放り込んでおき、いつでも検索できて便利なのがEvernote。

どの端末からでもアクセスできるので、何度も読み、長期記憶に定着させるのに向いています。


いちどこのような「記憶に頼らないしくみ」を習慣化すると、

今まで取りこぼしてきたものの多さに驚くかもしれません。

知識とアイデアが生命線の我々としては、ここはぜひ押さえておきたい所ですね。


今日のまとめです。

人間、忘れるのが普通です。

取りこぼさない工夫と、繰り返し読むしくみ。

この2点で、知的生産にさらに磨きをかけて行きましょう。

  

 

2013/05/30ラクに書くためのたった1のヒント


こんにちは、樺木宏です。


「執筆」と聞いて、あなたはどんな言葉を思い浮かべますか?

きっと、「つらい」とか「大変」などのネガティブな言葉が、浮かぶ人が多いと思います。

小学校の読書感想文とか、結構大変でしたよね?

あんな感じをイメージする人が多いように思います。


実際、せっかく出版が決まっても、書くのが大変なばかりにずるずると伸びてしまい、

なかにはそのまま出版が中止に・・・という残念なこともあり得ます。


そうした事態は、ぜひ避けたいですね。

私は、書くのが大変なのは、机にしがみついているからだ、と思います。

机にしがみついても、書けない。

ならばいっそ、しがみつくのをやめてしまいましょう。

そういうと、書くには机で作業する必要があるじゃないか、と言われそうですが、実はそれだけではありません。


というのも、書くこと自体は確かに机や、それに近い場所で行う必要があると思いますが、

「何を書くか考える」ことは、いつでもどこでも出来るのですね。

さらに言えば、体が適度に動いているときの方が、より脳が活性化するのです。

このことを脳内物質で言えば、

「セロトニン」の分泌ということになります。

このセロトニンは脳のリラックスとコントロールを司るため、アイデアなどが出やすい。

逆に言えば、机にしがみついているから、脳が活性化しない、つまり書くのが辛いのですね。


もちろんベテラン著者でも、書くというのは大変なのですが、

やり方次第で、ずっとラクになるのも執筆というもの。

こうした情報を知っているだけで、気持ちがグッと楽になりますね。


あなたも、机にしがみつくのをやめ、ラクに本を書き上げて下さいね。

 

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