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出版ノウハウ無料公開ブログ

不安が消える、知識武装編

2026/01/29商業出版より自費出版の方がいいケースとは?

こんにちは、

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


出版と一口にいっても、いろいろありますね。

大きく分けると、

出版社が費用を負担してくれる商業出版と、

著者がお金を払って出す自費出版、

この2種類になります。


あなたがお金を払うのが自費出版で、

逆にあなたが印税をもらうのが商業出版、

というと分かりやすいでしょう。


ただ、違いはお金だけだけではありません。

商業出版であれば、出版業界が売るために全力を尽くしてくれる一方で、

自費出版では、流通したとしても形式的なことが多く、残ったら在庫の山を引き取ることになる、

といった違いもあります。

そのため、本を出したあとのブランディングや集客力、知名度なども天地の差があるのが、

商業出版と自費出版です。


ただし、「とある条件」を満たしている著者さんであれば、

自費出版の方が好ましい選択肢になるケースもあるのです。


それは何かというと、

「販売力」

です。


たとえば、

・書店に置いてもらわなくても、自分のファンだけで本が売れる。

・出版社に広告やPRをしてもらわなくても、自分のメディアだけで十分告知できる。

・編集者やプロデューサーのアイデアがなくても、読者に売れるを作れる。

ということなのであれば、何も出版業界の力を借りずとも、

自力で自費出版して本を出したほうが、結果的に儲かるということもあり得ます。


ただ注意したいのは、その部数です。

数百から数千部程度なのであれば、出版業界がもつスケールの力にはかないません。

内容によっては数万部から数十万部、あるいは百万部超えまで狙えるのが商業出版ですので、

出版社から出版したほうがメリットが大きいです。


例外としては、本の定価をかなり高くしてもファンが買ってくれる、ということであったり、

何冊出してもSNSのフォロワーが継続して買ってくれる、などということであれば、

印税率が高くなる分、メリットも高まります。

自費出版は初期費用がかかるので難しくとも、

電子書籍であれば費用が少なく、リスクを下げて出すことができるので、検討してみるのもありかと思います。


いいかえると、上記のような販売力を満たしていなかったり、

例外にも当てはまらないようであれば、自費出版で本を出すメリットは全く無いので、

商業出版にチャレンジすることが合理的です。

将来的に電子書籍に移行するとしても、

著者業の入り口として、商業出版をスルーすることはもったいない、

ということですね。


どのように本を出すか、偏らずに全ての選択肢を検討して、

あなたの経験やノウハウを、世に送り出して行きましょう。

 

2025/12/04AIをつかった出版企画の注意点とは?

こんにちは、

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


AI、便利ですよね。

大量の情報をラクに、かつ分かりやすく整理してくれるので、

仕事が格段にスムーズになっている、という人も多いのではないでしょうか。


さて、出版においても例外ではなく、ChatGPTなどを使って、

企画の資料を作成する著者さんが増えています。

それ自体はよいことなのですが1点、注意したいことがあります。


それは、

「内容に関わらず、格好良く見えてしまう」

という点です。


情報量が多いですし、しっかりと整理され、体系化も指示すれば行ってくれます。

だから満足感もあり、「これでいい」となりがちです。


それはつまり、企画としては弱いコンセプトであっても、

それなりに整って格好よく見えると言うこと。

だから

「内容は正しいし、見栄えは整っているのだが、

 似たような本がたくさんあって、後から出しても売れそうにない」

というような企画が、大量生産されてしまうリスクがあるのですね。

整った自費出版の企画がどんどん量産されるようなものです。

そのクオリティでは、あなたの本としては不足ですよね、


そうならない為にも、AIが出してきたアウトプットは、

厳しい目でチェックしましょう。

そして遠慮なく、ダメ出しをして改善を指示しましょう。

さらにいえば、自分の中のチェック基準を培うために、

多くの類書を参考にしつつ、企画力も磨いていきましょう。

結局は、AIを使う人の企画力に見合った企画が、出来上がるのだと思います。


AIに振り回されず、逆に利用してよりよいアウトプットをしていきましょう。

 

2025/11/20"待つ力"が強い著者が活躍する、3つの理由とは?

こんにちは、

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


あなたは早く本を出したい人でしょうか?

その気持ち、よく分かります。

早く自分の考えを、多くの人に知って欲しいですよね。


でも実は、そこで「待つ」力が強い人ほど、その後がうまくいく傾向があります。

逆にいえばあせればあせるほど、うまく行かなくなるのもまた、商業出版なのです。


それはなぜか?

理由の1つ目は、「企画が強くなる」からです。

出版業界内では「見直すと3倍良くなる」という人もいるほど、

企画や原稿は見直すことでよくなります。

これはプロでもそうなので、始めて企画を考案したり原稿を書く人であればなおさらです。

逆に「なぜ最初は、こんなこと書いて満足していたのか」と後で恥ずかしくなるほど、

焦らずじっくりと見直すことで、見違えるようによくなっていきます。


2つ目の理由は、「最高のタイミングをつかめる」からです。

他の業界と同様で、出版にはトレンドがあります。

いかにいい本でもタイミングがちょっと違うだけで、

ベストセラーになったり全く売れなかったり、という差がでるほどです。

ですので「長い時間軸で考える人=待てる人」ほど、そうしたタイミングが見えますし、

チャンスも増えてきます。


最後の理由は、メンタル的な理由です。

企画に対する評価は、人それぞれ。

同じ企画をある編集者がスルーしても、別の編集者が評価してくれる、といったことは日常茶飯事です。

なので一喜一憂せずに待てる人は、メンタルも安定しますし、

意欲を失わずに長期間著者として活躍することにもつながってきます。

イライラすることも少なくなるので、出版関係者との関係にも悪影響が出にくいのもいいところです。


"待つ力"が強い著者が活躍する、3つの理由、いかがでしょうか?

今後のあなたの著者としての、マインドセットのお役にたてば幸いです。

 

2025/10/09"コレ"があるなら、商業出版よりも自費出版の方がいい!?

こんにちは、

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


ご存知の人も、そうでない人もいるかと思いますが、

出版には2種類あります。


出版社が費用を負担してくれる商業出版と、

著者がお金を払って出す自費出版です。


違いはお金だけだけでなく、

商業出版であれば、出版業界が売るために全力を尽くしてくれる一方で、

自費出版では、流通したとしても形式的なことが多く、残ったら在庫の山を引き取ることになる、

といった違いもあります。

そのため、本を出したあとのブランディングや集客力、知名度なども天地の差があるのが、

商業出版と自費出版です。


ただし、「とある条件」を満たしている著者さんであれば、

自費出版の方が好ましい選択肢になるケースもあるのです。


それは何かというと、

「販売力」

です。


たとえば、

・書店に置いてもらわなくても、自分のファンだけで本が売れる。

・出版社に広告やPRをしてもらわなくても、自分のメディアだけで十分告知できる。

・編集者やプロデューサーのアイデアがなくても、読者に売れるを作れる。

ということなのであれば、何も出版業界の力を借りずとも、

自力で自費出版して本を出したほうが、結果的に儲かるということもあり得ます。


ただ注意したいのは、その部数です。

数百から数千部程度なのであれば、出版業界がもつスケールの力にはかないません。

内容によっては数万部から数十万部、あるいは百万部超えまで狙えるのが商業出版ですので、

出版社から出版したほうがメリットが大きいです。


例外としては、本の定価をかなり高くしてもファンが買ってくれる、ということであったり、

何冊出してもSNSのフォロワーが継続して買ってくれる、などということであれば、

印税率が高くなる分、メリットも高まります。

自費出版は初期費用がかかるので難しくとも、

電子書籍であれば費用が少なく、リスクを下げて出すことができるので、検討してみるのもありかと思います。


いいかえると、上記のような販売力を満たしていなかったり、

例外にも当てはまらないようであれば、自費出版で本を出すメリットは全く無いので、

商業出版にチャレンジすることが合理的です。

将来的に電子書籍に移行するとしても、

著者業の入り口として、商業出版をスルーすることはもったいない、

ということですね。


どのように本を出すか、偏らずに全ての選択肢を検討して、

あなたの経験やノウハウを、世に送り出して行きましょう。

 

2025/10/02AIの時代に、著者が注意すべき落とし穴


こんにちは、

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


AI、便利ですよね。

すごくもの知りで優秀なアシスタントがいるという感じで、

世の中のネットを検索して、それを望む形に加工してくれます。

ちょっと頼むだけで大量のアウトプットをくれるので、

ラクですし、新しい時代という感じがしますね。


ただ、本の著者のように、情報そのものを販売する仕事においては、

その利用に注意が必要です。

というのも、

「読者に刺さる本」

からは、遠のいてしまうことが多いからです。


AIはちょっと質問するだけで、大量の情報をくれます。

それは「量」の面では便利で役に立つものの、

それを受け取る人間の脳は、それをそのまま受け取れるわけではありません。

自分の考えとすり合わせて、その内容に自分が共感までできるのか、

じっくりと検討する時間も必要です。


しかしそこでラクをしたくなるのが人間というもの。

なまじAIの情報は形が整っているだけに、

そのままコピー&ペーストのように流用したくなります。

そうなると質の面、たとえば、

「読者への思い入れ」

「親身になった親切心」

といったものが薄まりやすく、企画が心に刺さる企画は生まれにくくなります。


また内容自体も、Webにあるものの「まとめ」ですから、

企画としては平凡なものにならざるを得ません。

独自性や新奇性、時代性などで差別化しなければいけない出版企画においては、

かなりのマイナスポイントです。


結局のところ、AIもそれを使う人の企画力が問われ、

それを超えるものは生み出せないということですね。

これからの時代はAIとの共存が必須ですから、

省力化に頼り切ったり、平均点に甘んじていては淘汰されます。

便利だからとAIに頼り切りになるのではなく、自らの企画力も磨いていきましょう。


私の記事が、そのための一助となれば幸いです。

 

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