あなたに隠された「著者の強み」に気づく
2014/01/28コンプレックスは著者としての"財産"に変わる
こんにちは、樺木宏です。
さて、私などは常識だと思っているのですが、お話すると驚かれることの1つに、
"弱みは強みに変わる"
というのがあります。
例えば、事業で成功している人がいるとします。
もしその人の経歴が、
a)裕福な家庭に生まれ育ち、東大を出て、順調に成功している
b)裕福とはいえない家庭で育ち、中卒で、苦労の末今の成功をつかんだ
のいづれかだったら、どちらの人から話を聞きたいでしょうか?
そう、答えは後者ですね。
今の成功と、過去の逆境の落差。
そこに、人は引きつけられます。
その落差が大きければ大きいほど、人は共感し、説得力も感じるものなのです。
ですが、著者の側に目を転じると、そのあたりを逆に考えている人が多い。
自分の弱いところには触れず、強みばかりを探してしまうのですね。
もちろん、突き抜けた成功をしているのであれば、それだけでもインパクトはあります。
ですが、ほとんどの人はそこまで強みを持っていないわけです。
なのに強みだけを見せようとしてしまうと、結果、今と過去に落差がなく、
編集者や読者にに平坦な印象を与えてしまいます。
これはとても残念なことです。
つい自分のコンプレックスなどは隠したくなるのが人情なのですが、
実際は、攻めの武器になる。
この事を知っているだけで、あなたの著者としての説得力が高まります。
商業出版の企画にそれを盛り込めば、一気に突き抜けたギャップを生む事も可能です。
ぜひ、コンプレックスとなるほどの弱みは、"著者としての財産"だと思って、
見直して見て下さいね。
2014/01/16あなたの"著者ポテンシャル"を引き出すコツとは
こんにちは、樺木宏です。
今回は、あなたの力を余す所無く、コンテンツで発揮する為のコツ
についてお伝えします。
結論から言えば、「相手に貢献することにフォーカスする」
という事になります。
これが、「自分がどうしたいのか?」ではなく、
「相手」つまり情報の受け手である読者を優先させている点がキモです。
「自分」ではなく、「読者への貢献」に焦点を当てる事で、
得られるメリットは計り知れません。
具体的には、
・読者像と、その悩み・欲求が明確になる
・その読者を救う、問題解決方法が何か分かる
・その問題解決を軸として、切り口や、見せ方が一貫して強まる
ことになります。
それは、あなたのコンテンツがより有益で、求められるものにします。
逆に言うと、読者に焦点を当てない限り、上記のメリットはなかなか得られません。
つまりあなたの持っている力が引き出せない、という事になります。
ありがちな間違いは、
・バックエンド商材で儲けたい
・自信のあるノウハウをそのまま世に問うてみたい
という、自分のエゴを最優先にしてしまう事です。
もちろんこれらも当然必要なのですが、順番が問題です。
著者のリターンは、常に、読者に与えた後です。
つまり、社会心理学でよく言われる所の「好意の返報性」です。
満足感や感謝の気持ちが芽生えるからこそ、著者のファンになったり、
セミナーに参加したり、バックエンド商材を買いたくなるのです。
相手に貢献する事よりも、他の要素を優先してしまっては、
大きなリターンなど得るべくもありません。
もちろん多くの人は、ちゃんと読者への貢献も考えていると思います。
しかし、意図して貢献を最優先にしないと、有益なものが出てこないのも事実です。
これは1種のコツでもあり、心構えでもあります。
出版企画でも、セミナーでも、他のメディアでの情報発信でも、これは共通する原理です。
今日のまとめです。
自分の書きたいことではなく、相手の為になること、を最優先に考えましょう。
そうすることで、あなたのコンテンツがより有益で、求められるものになります
コンテンツを考えるとき、ぜひ思い出してみて下さい。
2013/12/24企画書は"盛ったら負け"です
こんにちは、樺木宏です。
さて、つくづく思うのですが、
「出版はハードルが高いので、自分の凄さを出来るだけ多くアピールしなければ」
と考えている人が多い。
これは、非常に勿体ないです。
意外に思われたでしょうか?
なぜ勿体ないかと言うと、それではせっかく持っている強みが伝わらず、
企画も通らないからです。
人間の脳は、いくつも論点があると、分からなくなります。
印象がぼやけてしまうのです。
編集者は、あなたの企画を、
「目を皿のようにして、隅から隅まで、じっくり読んで、あなたの良さを好意的に理解しよう」
などとは思っていません。
むしろ、「良いところだけ読んで、あとはスルーしたい」などと思っています(笑)
そんな中で、
「なんか凄そうだが、いろいろ盛ってあってよく分からない企画」
「強いメッセージをシンプルに1つ絞り込んであって、インパクトが強い企画」
どちらが有利か、という話です。
当然、絞り込んでインパクトがある方が有利。
だから、盛った時点で負けなのです。
とはいえ、いろいろアピールしたくなるのが、人間というもの。
企画考案初期では、盛ってあっても仕方ないでしょう。
ただし、あとで「削る」こと。
そのブラッシュアップが不可欠です。
だから、私のアドバイスでは、企画概要を半分にしたり、
目次の章の数を減らしたり、という事が頻繁に行われます。
ここで削れるかどうか、せっかく書いた事を手放せるかどうかが、
1つの明暗の分け目です。
いかがでしょうか?
この1点を知っているだけで、企画の採用確度が10倍になるのでは、と思うほど大切なことを
お伝えしました。
ぜひ参考にしてみて下さい。
2013/12/11あなたらしい"エゴ"が企画のカギになる
こんにちは、樺木宏です。
私がクライアントさんの企画を通す上で大切に思っていることは、
そのクライアントさんらしい"エゴ"を企画に乗せることです。
エゴというと、なにやら「自分の事ばかり考えている」というネガティブな
イメージがありますね。
でも実は、企画に必要なものでもあるのです。
逆に考えてみると分かりやすいです。
だれもが納得できて、反感も買わず、疑問も抱かず、すんなり受け入れてくれそうな内容ばかり。
正しいのだが著者らしさは感じられず、刺激は少なく、起伏に乏しい。
こんな本があったらどうでしょうか?
つまらないですね。
タダでもあまり読みたくない、と思うのではないでしょうか。
商業出版は、ライバルの本がひしめく中で、お金を払って買ってもらうのですから、
そんな本では売れません。
しかし"エゴ"があれば、全く逆になります。
まず、読者の右脳にひっかかります。
人は正しいかどうか以前に、欲や好き嫌いで物事を判断するからです。
善かれ悪しかれ、エゴはフックとなります。
ファンが多いとアンチも多い、というのはここに由来します。
企画に独自性も生まれます。
皆がすんなり認める正しいことだけを書こうと思ったら、
それはおそらく誰かが先に書いていて、皆が読んでいますが、
自分だけのエゴの場合は「あれ?」という具合に、突出してきます。
それが独自性になります。
例えば、下記の本はそんな"良いエゴ"の一例です
「飲み会を断らない! 究極のオヤジダイエット」 http://goo.gl/tSXbk
・居酒屋はダイエット食の宝庫
・リバウンドOK、爆食OK
・飲み会を断らなくてよい
・宴会で箸を置かない男になれ
・ビールOK
・オヤジの脂肪は実は落ちやすい
いかがでしょうか?
感情にひっかかりつつ、企画に独自性が感じられたのではないでしょうか。
同調圧力の強い日本では、他人と違うところは隠したくなるのが人情。
しかしそれを「あなたらしさ」としてアピールすることが、
独自性につながり、差別化のカギになるのですね。
出版社も読者も、「あなたらしさ」を見たがっていますよ。
2013/12/03著者という"キャラ"を演じましょう
こんにちは、樺木宏です。
さて、今まで数百人の著者と話をし、自らも80冊以上のプロデュースをしてきて思うのは、
うまくっている著者は、
「キャラを演じている」
という事です。
演じるという言葉には、表と裏の顔が違う・・・・というネガティブなニュアンスが
ついてまわりますが、そうではなく、もっとポジティブな意味です。
言い換えれば「読者に見られることを意識している」のです。
ここは、とても大切なポイントです。
というのも、この「見られているから、演じる」という意識が無いと、
過小評価されてしまうから。
例えばあなたが、謙虚で自慢などめったにしない、という奥ゆかしい人だったとします。
それを出版企画でストレートに出してしまうと、どうなるでしょうか?
下記のような表現になってしまうでしょう。
「私などがいうのもおこがましいのですが、○○だと思います」
「・・・・と、有名な○○さんも言っています」
どうでしょうか?
見るからに、自信がなさそうというか、弱気に見えてしまいますね。
過小評価して下さい、といっているようなものです。
対して、上手く行っている著者は違います。
出版市場の中で、自分は編集者からどう見えるか、ライバルと比べて、自分は読者からどう見えるか
これらを意識し、考え、キャラをつくって演じています。
自分が最大限輝いて見えるポジションを、熟考しています。
だから「キャラが立つ」のですね。
つまり「著者としてキャラを演じる」という事は、
自分という「一人称」から、読者がいるという「二人称」への変化であり、
そしてライバル著者がいて編集者がいて、という「三人称」への変化。
自分を客観視させてくれる、成長の機会なのですね。
いかがでしょうか?
「キャラを演じる」ことにネガティブイメージなど持つ必要はありません。
ぜひ積極的に、自分の「著者としてのキャラ」を考え、演じてみて下さいね。