不安が消える、知識武装編
2021/08/19本を出すと、自分が3倍教わることになる!?
こんにちは、保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
こんな言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
「人に教えると、自分の方が3倍教わる」
というものです。
アウトプットすることで、自分の頭の中が整理されます。
アウトプットされたものを再度見ることで、
違った角度から理解を深めることもできます。
これを脳から「外在化する」といいます。
それを繰り返すことで、「A→B」といった単純な記憶ではなく、
あらゆる場面で柔軟に応用可能になってきます。
そうやって柔軟になると、全く別のノウハウとも共通点が見出しやすくなり、
俯瞰でものごとを理解しやすくなります。
かのレオナルド・ダ・ヴィンチは、絵画や建築、数学、物理学をはじめ、
数多くの分野で超一流だった人物ですが、
「それらの本質はみな同じ」
という意味の言葉を残しているそうです。
このようなメリットがあるので、
俗に「3倍教わる」と言われているのだと思います。
そして、数あるアウトプットの中でも、
ある意味最も高いレベルを求められるのが商業出版の書籍です。
あなたの強みを活かして徹底的にアウトプットしますし、
それが読者に伝わりやすいよう、しっかり体系化もします。
既存の本と比べられて、差別化も求められます。
それだけに、上記に挙げたようなメリットも、
格段に得るものが多いのですね。
こうした出版のメリットに比べたら、
印税などはほんのおまけといってもいいほどです。
とても大事だけど、あまり知られていない著者のメリット。
ご参考になれば幸いです。
2021/07/29出す本のテーマを、柔軟に変える時代
こんにちは、保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
少し前に話題になったのが、
「ワーク・シフト」という本ですね。
企業の寿命は短くなる一方で、人の寿命は伸びていく。
だから仕事を次々と変え、専門領域もアップデートし続ける必要がある、
という本でした。
昔の日本では、1つの会社に一生勤めるのが普通とされていましたし、
転職しつつも、1つの仕事で一生食っていける時代でもありました。
そんな時代が終わり、仕事に対する考え方も根底から変えなければいけなくなった。
そんな事実を突きつけた本で、ベストセラーになりました。
なぜこの話をしたかというと、
著者にも同じことが言えるからです。
昔は、1つか2つのテーマでずっと本を出していくことが、普通でした。
でもこれからは、違います。
時代の変化に合わせて、
あるいは読者の変化に合わせて、
多様化する嗜好に合わせて、
著者もテーマを変え、専門領域をアップデートし続けていく必要があるのですね。
言い方は悪いですが、
それができないと「過去の著者」にすぐなってしまうのが、
これからの時代なのです。
とはいえ、気をつけたいことはあります。
テーマの幅を広げたいからといって、
今の流行りを追いかけて、目先をちょっと変えた本を後追いで出してみても、
肝心の中身が追いつきません。
そうした本を出し続けていては、
「その他大勢」の中に、徐々に埋もれていってしまうでしょう。
そうならない為には、
「片足だけ、自分ならではのテーマを持っておくこと」です。
そこは不動の、確固たるテーマをもっておき、
もう一方の空いた手で、流行のテーマと、組み合わせる。
そうやっていけば、ブランド力をすり減らすことなく、
浅く見られることもなく、
時代に合わせてテーマを広げていくこともできます。
そして組み合わせるためには、
「自分の強みは、要するに何をするということなのか」
といった、抽象思考も必要不可欠。
変化の時代になればなるほど、
大切なのは、
目先のハウツー(戦術)ではなく、
その背後にある著者戦略なのですね。
あなたが変化のの時代に、ますます活躍し続けるための、
ご参考になれば幸いです。
2021/07/29出す本のテーマを、柔軟に変える時代
こんにちは、保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
少し前に話題になったのが、
「ワーク・シフト」という本ですね。
企業の寿命は短くなる一方で、人の寿命は伸びていく。
だから仕事を次々と変え、専門領域もアップデートし続ける必要がある、
という本でした。
昔の日本では、1つの会社に一生勤めるのが普通とされていましたし、
転職しつつも、1つの仕事で一生食っていける時代でもありました。
そんな時代が終わり、仕事に対する考え方も根底から変えなければいけなくなった。
そんな事実を突きつけた本で、ベストセラーになりました。
なぜこの話をしたかというと、
著者にも同じことが言えるからです。
昔は、1つか2つのテーマでずっと本を出していくことが、普通でした。
でもこれからは、違います。
時代の変化に合わせて、
あるいは読者の変化に合わせて、
多様化する嗜好に合わせて、
著者もテーマを変え、専門領域をアップデートし続けていく必要があるのですね。
言い方は悪いですが、
それができないと「過去の著者」にすぐなってしまうのが、
これからの時代なのです。
とはいえ、気をつけたいことはあります。
テーマの幅を広げたいからといって、
今の流行りを追いかけて、目先をちょっと変えた本を後追いで出してみても、
肝心の中身が追いつきません。
そうした本を出し続けていては、
「その他大勢」の中に、徐々に埋もれていってしまうでしょう。
そうならない為には、
「片足だけ、自分ならではのテーマを持っておくこと」です。
そこは不動の、確固たるテーマをもっておき、
もう一方の空いた手で、流行のテーマと、組み合わせる。
そうやっていけば、ブランド力をすり減らすことなく、
浅く見られることもなく、
時代に合わせてテーマを広げていくこともできます。
そして組み合わせるためには、
「自分の強みは、要するに何をするということなのか」
といった、抽象思考も必要不可欠。
変化の時代になればなるほど、
大切なのは、
目先のハウツー(戦術)ではなく、
その背後にある著者戦略なのですね。
あなたが変化のの時代に、ますます活躍し続けるための、
ご参考になれば幸いです。
2021/07/15既存のテーマ・カテゴリーの枠を、ちょっと超えよう
こんにちは、保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
最近の本をみていて思うのは、
「本のテーマやカテゴリーが、混ざっている本が増えてきている」
ということです。
たとえば、ビジネス書と健康本。
昔はそれぞれが別のもので、
置かれる書店の棚も明確に違いました。
でも最近は、
「ビジネスのパフォーマンスを上げるための食事の本」
などを目にすることも、
まったく珍しくなくなりました。
あるいは、心のケアとダイエット。
これも昔は完全に別のものでしたが、
最近だと、
「うつを消すための食事」
などもベストセラーとなり、
類書も多くでていますね。
このようなことから、
「本のテーマやカテゴリーが、混ざっている本が増えてきている」
ように思っています。
この背景にあるのは、
「原因をたどっていくと、結局カラダの問題だった」
ということが、増えてきているからでしょう。
健康やダイエットがカラダの問題なのは当然ですが、
脳のパフォーマンスもカラダの問題、だからビジネス書も食事や運動の話が入ってくる。
心のケアもカラダの問題。だからメンタル系の本にも栄養素やサプリメントの話が入ってくる。
ということなのですね。
いいかえれば、
ビジネスや心理学関係の専門家こそ、
最新の栄養学や人体生理学の知識を仕入れていくこと。
そうすることで、ライバル著者に一歩先んじることが出来る可能性も高まり、
またクライアントや読者に、より価値の高いサービスを提供できる可能性も高まる。
そう言えるのではないでしょうか。
次々と類書が現われ、淘汰される商業出版の市場こそ、
あなたのブランド力を磨くヒントに溢れています。
ご参考になれば幸いです。
2021/07/01あなたが書くべき本のテーマは、こうやって見つける
こんにちは、保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。 さて、本を出すって、一般にはけっこう大変だと思われていますよね。 実際その通りでもあるのですが、 本を出した当人は、けっこう「当たり前」だと思っていることが多いです。 いいかえると、 「詳しいのが当然だ」と感じるくらい生活に溶け込んでいるからこそ、 本を出せるということでしょう。 自然と多くの時間とエネルギーを費やし、 そのことを苦とも思わない専門領域。 つまり、好きなこと。 それが、著者としてあなたが書くべき本のテーマ、ということです。 ただ、そうはいっても、そこは商業出版。 おなじように詳しい人は、世の中にけっこういます。 そこで大事になってくるのは、 「いつ出すか」 という時間の感覚です。 というのも、同じ内容の本を今出すのと、3年前に出すのと、3年後に出すのとでは、 結果が全く違ってくるからです。 早すぎても世の中がついてこれないし、 かといって遅くては、その他大勢の著者に埋もれてしまうもの。 でも、 「ちょうと、これから来る!」 というタイミングを見計らって、 先駆けて出すことができたなら、 「その道の第一人者」 というポジションを得ることだってできます。 つまりあなたは、 ・自然と多くの時間とエネルギーを費やし、そのことを苦とも思わない専門領域。 と、 ・「ちょうと、これから来る!」というタイミングを見計らって、先駆けて出すこと の接点で、本を出すのがベストなのです。 これが、あなたが著者として出すべき本のテーマの見つけ方であり、 ブランディングとポジショニングの"コツ"。 ご参考になれば幸いです。