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出版ノウハウ無料公開ブログ

あなたも出版できる!心構え編

2023/03/23著者という"キャラ"を演じよう

こんにちは。

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


商業出版では、著者が教える立場で、読者が教わる立場。

そう考えると、

「頼もしく、結論から入って、断言する」

という文章の書き方が、著者には適してします。


しかしここで問題になるのが、

「私は本来、そういうキャラではない」

というケース。

著者として求められるものと、本来の自分にギャップがあるので、

「うまく書けない」

「偉そうに思われたらイヤだな」

といった風に、悩んでしまいがちです。


そんなときは、こう考えてみてください。

「自分がどう思われるかより、読者がどうなれるか」だと。


自信なさげに婉曲に語られるよりも、

力強く言いきってもらったほうが、読者は納得しやすいですし、行動しやすいに決まっています。

であれば、自分がどう思われるかはさておき、

読者のために、あえてキャラを演じましょう。


これは著者に限りません。

たとえば文化人や芸能人でも、楽屋とスタジオではキャラが違う人は多いもの。

それは、視聴者に伝える上で効果的だからであり、より喜んでもらえるからでしょう。


要は、自分のことよりも、相手のことを優先する、ということですね。


ぜひ堂々と、著者という"キャラ"を演じていきましょう。

 

2023/03/09本を出すことは、短距離走ではなくマラソンです

こんにちは。

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


さて、商業出版で本を出すメリットは大きいです。

その分野の専門家、という認知が高まり、取材やメディア出演のオファーが来やすくなります。

読者がファンになることで集客力もアップし、SNSやメルマガなどの反応も増えます。

そして本が売れれば次のオファーが来て、これらの好影響が持続・拡大していきます。


でも、ここでこんな風に思うかもしれません。

「でも企画を考えるのは苦手だし、突出した強みもないし...」


安心して欲しいと思います。

自分を追い込んで企画を考える必要などないし、やってはいけないからです。


仕事にプライベートに多忙な上に、そうした重荷を背負い込んでしまっては疲れてしまいます。

なにより、読者の心情まで考えたよい企画が浮かびません。


多くの人は商業出版で企画を考案した経験があまりないので、必要以上に身構えているのかもしれません。


実は本を出すということは、マラソンのようなものです。

無理なく続けられるペースで、

「そういえば、こうした相談を受けることが多いな」とか、

「こういうことに深く悩んでいるんんだな」といった、

日々の気づきが企画のヒントになります。


こうした小さな気づきを集めていくことは、それほど大変ではないですよね。

そこに伴走者がいれば、より長く、より遠くに行くことができるのですが、それはおいておきましょう。


逆に、机にかじり付いて「今からの1時間で企画を出す!」などとやってしまうと、

キツい上になかなか結果がでません。やがて意欲も減ってしまうでしょう。


こうしたやり方はすでにある程度トレーニングが出来ている人のもので、

初めて本を出そうとする人には短距離走のようなもの。

ペースが速過ぎて続かないですし、いいタイムも出ないのです。


商業出版で本を出す、企画を考えるということは、マラソンのようなもの。

まずは肩の力を抜いて、リラックスするところから始めてみませんか?

 

2023/01/26な〜んにもやりたくない時期はどうする?

こんにちは。

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


モチベーションって、波がありますよね。

やる気が湧いてくる時期もあれば、そうでないときもあります。


そんなときノウハウ本を読んだり

自分を叱咤激励したりすることもあると思いますが、

私はあまりおすすめしません。


その理由は2つあります。

1つ目は、背後にある動機が強化されてしまうからです。


たとえばやる気が出ないときに、

ネガティブな動機で行動してしまったらどうでしょうか。

「これをやらなければ、自分はダメになる」

というような内面の声にしたがって行動すれば、

それが強化されてしまいます。


そうなると、いくら良い結果が出ても、周りの人から評価されても、

前よりも自分自身が頼りなく感じるようになってしまうでしょう。


もう1つの理由は、肉体的なことです。

やる気がないときに無理に出そうとするとき、

体内ではホルモンが働いています。

とくに副腎から分泌されるコルチゾールというホルモンは大切で、

血糖値や血圧を上げたり、坑ストレスのために分泌されます。

いわば、やる気を無理やり絞り出しているような状況です。


こうした状態は臓器に負担になりますので、

いつもやる気を出すのに無理していると、

肉体的にホルモンが分泌できなくなってきます。


たとえば上記のコルチゾールが出せなくなってくると、

低血糖に陥りやすくなったり、ストレスに弱くなったり、

炎症を抑えられない体質になってしまいます。


いかがでしょうか。

ちょっと無理すれば出せるのがやる気ですが、

それをあなたの「いつものスタイル」にするのは、ちょっと考えもの。


長く活躍し続ける著者、ビジネスパーソンになってもらうためにも、

ときには「やる気がでるのを待つ」ほうが、よいときもありますよ。


ご参考になれば幸いです。

 

2022/12/29先行きが見えないときこそ、著者のチャンス

こんにちは。

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


いよいよ、2022年も今週いっぱいで終わりですね。

近年はパンデミックや経済の不安定さなど、

将来不安につながる出来事が日常茶飯事になってきました。


そんなときは、多くの人が情報をとって備えようとしますので、

著者をはじめ情報発信者にとっては、

じつは活躍の場は多かったのではないでしょうか。


特に、本のように信頼性が高い情報は、

他のメディアに流用される機会も増えています。


また、本は目的に沿って体系化されている情報ですので、

バラバラに検索するよりも時短・再現性の面でもメリットがあります。


こうした特性を活かしつつ、あなたの強みをぜひ世の中に発信していきましょう。

それは多くの悩める人を助けるということでもあり、

あなたのビジネスにとって集客やブランディングになるということでもあり、

また出版社も本が売れて喜ぶということで、

「三方よし」

の行為になることでしょう。


時代の変化の渦中にあって、なかなか先行きは見通せませんが、

よい情報が世の中に増えれば、よりよい世の中に一歩近づくのもまた事実。

そんな社会貢献を、来年も皆さんとご一緒できれば幸いです。

 

2022/11/24休むことも、著者の仕事のうち

こんにちは。

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


さて、世の中には、

「こうすればうまくいく」

という情報が多いですね。


かく言う商業出版の本も例外ではなく、

基本的に「うまくいく」方法が中心です。


しかし著者として成果を出し続ける上では、

「休むスキル」

が大切になってきます。

いいかえると、

「やる気を一定以上に下げないスキル」

「燃え尽きない技術」

といってもいいかもしれません。


なぜなら、本を書くのも企画を考えるのも、マラソンだからです

短距離でいくら速くても、走りきれないのでは意味がありません。

例えば執筆であれば、

約8万字から10万字を書くことになります。

期間にして、普通の人で数ヶ月はかかる長さです。

それも1つのテーマについて書き続けるのですから、

だんだん疲れてきますし、正直飽きもくるでしょう。


そんなとき、「休む」スキルがないと、

執筆が辛くなって、質が下がったり、精神状態が悪くなったり。

あるいは他の仕事が手に付かなくなったり、

人間関係に影響してしまう人だっています。


人生のステージを上げるために商業出版で本を出すのですから、

本末転倒にはしたくないものです。


でもそこで「休む」スキルがあれば、大丈夫。

多少疲れても、また気力を充電してから再開すればよいのです。

締め切りが気になるなら、相談すればいいだけの話です。

一番大切なのは、あなたのパフォーマンスなのですから、

そのために必要なコンディション調整もまた、最優先なのですね。


いかがでしょうか。

積極的に休むことも著者の大切なスキルであり、仕事の一部。


ご参考になれば幸いです。

 

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