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あなたも出版できる!心構え編

2022/06/23あえて、"バカバカしい"ほど分かりやすく

こんにちは。

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


自分の伝えたいことを、それなりに熱心に伝えた。

でも、

「反応が薄い」

「むしろ拒否反応」

こんな経験、ありませんか?


残念な気持ちになりますし、

それが仕事がらみであれば、機会損失にもなってしまいますよね。

こんなとき、どうすればいいのでしょうか?


結論からいえば、

「バカバカしいと感じるくらい、丁寧に説明する」

ことです。


この「バカバカしい」というのが、実はポイント。


なぜなら、

人は何かについて詳しくなればなるほど、

それを知らなかったときの気持ちが想像できなくなってしまうからです。

平たく言えば、素人に伝えるにはストレスがかかる、ということです。


これは、

「知の呪縛」

とも言われています。

人は何かについて詳しくなればなるほど、

それを知らなかったときの気持ちが想像できなくなってしまうのですね。

平たく言えば、素人に伝えるにはストレスがかかる。

もっと言えば、分かりやすく伝えることは、バカバカしいと感じてしまうのです。


だから、伝わらないのですね。


すでにそれを知っている側にとって分かりやすいことと、

知識が無い人の分かりやすさは全く違います。

すでに良く知っている人にとっては、要点が抜き出されているだけの方がわかりやすいです。

しかし、予備知識がない側にとっては例え話など、

まずは要点よりも、流れや文脈の方が好まれます。


自分にとって「これくらいならいいだろう」ではなく、

圧倒的に、振り切るくらいに、思いきり丁寧に。

バカバカしいと感じるストレスを乗り越えて、「丁寧」にできるかどうか。

そこで伝わるかどうかが決まる。

そういっても過言ではないでしょう。


そしてもちろん、商業出版で本を出そうとするときも同じです。

このようなポイントを押さえれば、読者の気持ちを「つかめる」可能性がずっと高まります。


あなたの専門知識を、ぜひ"バカバカしい"ほど、

分かりやすく伝えていきましょう。

 

2022/05/12商業出版は、仲間が助けてくれるチーム戦

こんにちは。

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。

GWまっただ中、この記事を読んで頂いてありがとうございます!


さて、本を出すとあなたは「著者」と呼ばれることになります。

本の著作権はあなたに帰属しますし、

印税ももらえます。


ただ、こうしたメリットがあるいせいか、

「著者には責任があるのだから、なんでも自分でやらなくてはいけない」

と感じてしまう人が多いのも事実です。


でもそうした感じ方は、実は正しくありません。

確かに著者に責任は伴うのですが、

「あなたをサポートする仲間がいる」からです。


たとえば、編集者。

あなたのアウトプットした内容を細部に至るまでチェックし、

適切な表現で、読み手に分かりやすく伝わるように様々な工夫をしてくれます。


あるいは、私のような出版コンサルタント。

そもそも誰に何を書けば売れる本になるのか?

といったコンセプトの段階からサポートしますし、

あなたの著者としての強みを引きだして、企画に反映します。

また、似たような本が多い中でいかに特色を出していくか、

といった差別化の工夫もします。


他にも、あなたの本が書店のいい場所に並ぶよう、

出版社の販売部の人も頑張ってくれるなど、

多くの人の応援があるのです。


こうしたサポートがあるので、著者は決して「孤独」ではありません。

みんなでそれぞれの責任を全うしつつ、

よりよい本、売れる本を一緒につくっていく。

これが商業出版です。


もちろん、世の中にはいろいろな人がいますから、

右から左にスルーしてしまうような仕事をする人も、

残念ながら存在します。


でも基本的には、

企画考案や執筆が辛いときに頼れますし、

頑張ればそれに応えてよい仕事をしてくれる人が多いのも、

商業出版の世界なのですね。


ぜひ一歩踏み出し、良い仲間を見つけて、いい本をつくっていきましょう!

 

2022/05/05"正しいこと"の落とし穴

こんにちは。

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


本を出そうとするとき、

その内容が「正しいこと」であることは、とても大切ですね。

読者に誤った知識を教えてしまってはいけませんし、

本はあなたの名前で世に出ますので、ブランディング上も大切。


なのですが、

実はここに落とし穴があります。


なぜなら、

正しいことは企画のスタートであって、ゴールではないからです。


たとえば、

「この内容は正しい!」ということで満足してしまうと、

そこで安心してしまい、工夫が止まってしまうことが多いです。

しかし書店に行けば、「正しい」本は、山のように積まれています。

ほとんど全ての本が「正しい」といっても過言ではありません。


そんな状況の中で出版社に、

正しいだけで、他の工夫が足りない出版企画を提案をしても、

残念ながら企画が通る可能性はほぼありません。


だから内容が正しいことは、ゴールではなくスタート。

正しいだけで安心してしまうことは、

避けなければならない「落とし穴」なのですね。

はじめて商業出版で本を出そうとするとき、

多くの人がこの落とし穴に、ひっかかりそうになります。

特に、受験勉強で結果を出してきた人や、資格試験が得意な人や好きな人は、

正しい答えがあることに慣れていますから、

落とし穴の存在自体に気づかないことが多いです。

すごい実績や力量ががある人なのに、

本はあまり面白くないことがありますが、

それはこうした落とし穴のせいかもしれません。


この記事を読んでいるあなたには、

ぜひ実力を発揮して欲しいですし、

出版企画の採用確度もアップして欲しいですし、

出した本が売れる本になって欲しいと思います。


ぜひ「正しいという落とし穴」を避けて、

それを実現していきましょう!

 

2022/04/28"自分"を手放せれば、著者としてもうまくいく

こんにちは。

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。

さて、商業出版で本を出すというと、

なにやらカッコいいイメージがありますね。


著者という肩書きがつきますし、

専門分野で一定のレベルにある人、という信用も得ることができます。


もちろんそれは良いことなのですが、

時として「結果を出す妨げ」になることがあります。


というのも、

「自分がどう見られるか」に意識が向いてしまい、

読者の存在をつい忘れてしまいがちだからです。


本を出すのは出版社ですが、それを買って読んでくれるのは読者です。

だから読者の満足感が高ければ高いほど、売れる本になります。

逆にいえば、読者を意識しない本が売れることは基本的に無く、

偶然レベルのまぐれ当たりを期待するしかありません。


こうした理由から、著者というカッコよさに惑わされて、

なかなか結果が出ない、ということもしばしばなのですね。


考えてみれば、世の中多くの人が専門分野を持っており、

プロとして報酬を得て生活しています。

それだけ人の役にたっているのですから、

著者ももっと多くいていいはずです。


しかしそうならないのは、

「自分がどう見られるか」にとらわれてしまって、

「読者のために書く」ことができないから。


「自分」を手放して、

「相手のために」書きましょう。

その利他的な心構えが、

あなたの著者としての最短距離につながりますよ。


ご参考になれば幸いです。

 

2022/03/31企画は自分の中から出てくるもの

こんにちは。

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


商業出版のコンサルタトというと、どんな仕事をイメージするでしょうか?

「企画を考える?」

「出版社に企画をつなぐ?」

いずれも正解です。

ただ私は、特に前者が重要だと考えています。


というのも、人は自分の強みにはなかなか気づきにくいものだからです。

出版業界から見ればとても魅力的な実績や切り口があるのに、

それに気づかないことがとても多いのですね。


が、しかし。

似ているようでいて全く違うものもありますので、注意が必要です。

それは、

「今これが売れているので、自分でも書こう」

というものです。


こうした企画を考案し、それを出版社に提案することは、

確かに企画考案であり、出版社への提案なのですが、

決定的な部分が抜け落ちています。


それは、

「あなたならでは」

の本になるかどうか、ということです。


自分らしい企画というものは、

市場に売れている本を真似るところからは、あまり出てきません。

むしろそうした情報をシャットアウトして、

自分の内面と向き合って始めて出てくるもの。


仮にテーマが今の売れ筋だったとしても、

それぞれの人によって、誰に何を伝えるかは、

全く異なってくるはずなのです。


こうした要素を大事にしないと、

「どこかで見たような本」

を後から出してしまうことになり、

ブランディングとしても弱いですし、

その他大勢の人の中に埋もれてしまうでしょう。


そうならない為にも、私の支援では、

あなたの経験や考え、そして思考を大切にしています。


売れ筋を調べることも大切ですが、

あなたならではの本を出そうと思ったら、

企画は自分の中から出てくるもの。


ご参考になれば幸いです。

 

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